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著者 | コレット・ダウリング(著), 柳瀬 尚紀 (翻訳) |
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出版社 | 三笠書房 |
ジャンル | 実用書 |
ISBNコード | 9784837901297 |
登録日 | 2025/01/07 |
リクエストNo. | 77165 |
リクエスト内容
内容説明
他者に面倒をみてもらいたいという根深い願望、個人的・心理的な依存が女を押さえつけている…。わたしはそれを「シンデレラ・コンプレックス」と名づける。そして、シンデレラのように、女は今日もなお、外からくる何かが自分の人生を変えてくれるのを待ちつづけているのだ。
目次
第1章 いつも誰かにすがりついていたい―依存の女性心理
第2章 「女らしさ」に背を向けられない―不安の女性心理
第3章 女性がおかしやすい「人生の誤算」―甘えの女性心理
第4章 娘たちの心を萎えさせるもの―自信の女性心理
第5章 結婚幻想にひきずられて―孤独の女性心理
第6章 女の本音とジェンダー・パニック―幸福の女性心理
第7章 「自分のための人生」に向けて―自立の女性心理
翻訳者紹介
柳瀬 尚紀
1943(昭和18)年北海道根室生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。1991(平成3)年大学教師を辞職し、翻訳執筆活動に専念。翻訳不可能と言われたジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』を1993年に完訳。
投票コメント
全2件
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女性が社会進出し今や共働きは当たり前となりました。GOOD!3
それでも未だ男尊女卑が禍根を残しているのは確かで、根っこが男尊女卑のまま強引に女性活躍を推進しても変わりません。
女性の待遇改善や出世を後押しする前向きな企業や官公庁も出てきているものの、その一方で責任のある仕事を請け負ったり管理職になりたがらず逃げてしまう女性が多いそうです。
それに女性は変化を恐れ、成功を恐れ、群れてばかりで行動を起こさない。
時代の流れに沿って男性も女性もアップデートが必要なのに、お互いに自分のことは棚に上げて相手を批判しては足を引っ張り合うだけで平行線です。
この本を読んで、幼少期の教育から男尊女卑が始まり、世代を超えてずっと連鎖していることがくすぶっている原因だと知りました。男性も女性もお互いに争っていないで、この本を読んで理解していただきたいと思いました。この本は多くの人に読まれるべきです。
柳瀬 尚紀さんの翻訳した書籍は翻訳に癖がなく読みやすかったので、こちらの本の復刊を希望いたします。 (2025/01/07) -
現代女性にある偏った価値観をフラットに戻すのに必要だと思うから。 (2025/01/17)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2025/01/07
『シンデレラ・コンプレックス 自立にとまどう女の告白』(コレット・ダウリング(著), 柳瀬 尚紀 (翻訳))の復刊リクエスト受付を開始しました。
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