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ノンヒューマン環境論―分裂病者の場合

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著者 著者 ハロルド・F・サールズ 訳者 殿村忠彦 訳者 笠原嘉
出版社 みすず書房
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784622021988
登録日 2023/09/13
リクエストNo. 75029

リクエスト内容

本書は、ノンヒューマンな環境の独自の意味を考察しつつ、それが人間精神の発達および精神分裂病の発症と回復にどのような役割をはたしているかを論じている。何といっても本書の真骨頂は、精神分裂病の精神療法についての臨床的記述であろう。そこには著者の精神療法家としての思想と類まれな資質が見事に表われている。
著者ハロルド・フェロー・サールズは、アメリカ合衆国の精神科医・精神分析家であり、本書はその処女作であって名著のほまれが高い。
(「訳者あとがき」より)

フランス語版への序——再読 謝辞

 第一部 予備的考察
第1章 人間とノンヒューマンな環境との近縁性
 第二部 健康な人が経験するノンヒューマンな環境
第2章 乳児におけるノンヒューマンな環境との主観的一体性
第3章 健康な人格の連続的発達におけるノンヒューマンな環境
第4章 成熟した人間のノンヒューマンな環境に対する態度
第5章 ノンヒューマンな環境との成熟したかかわりから生じる心理的利益
 第三部 精神病と神経症におけるノンヒューマンな環境
第6章 自己とノンヒューマンな環境との混乱
第7章 ノンヒューマンなものになるという不安、あるいはノンヒューマンなものが露呈するのではないかという不安
第8章 いろいろな感情状態に対する防衛としてのノンヒューマンなものになりたいという願望
第9章 「系統発生的退行」を介した成熟追求の一機能としてのノンヒューマンなものになりたいという願望
第10章 他人に対してその人がノンヒューマンなものであるかのように反応すること
第11章 ノンヒューマンな環境の諸要素に対してそれが人間であるかのように反応すること
第12章 個人の環境概念における転移性歪曲とその他の規定困難な歪曲
第13章 患者‐治療者関係から得た詳細な資料
 第四部 文化的観点から
第14章 ノンヒューマンな環境内の人間に影響を与える文化のあり方
 第五部 未来に向かって
第15章 この主題の今後の探求によって掘りおこされる潜在的価値
訳者あとがき 文献 人名索引

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投票コメント

全1件

  • この「ノンヒューマン環境論」は非常に優れた翻訳書です。
    著者は専門知識を豊富に持ち、その知見を分かりやすい形で提供しています。 (2023/09/13)
    GOOD!1

読後レビュー

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NEWS

  • 2023/09/13
    『ノンヒューマン環境論―分裂病者の場合』(著者 ハロルド・F・サールズ 訳者 殿村忠彦 訳者 笠原嘉)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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