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著者 | フィヒテ著 北岡武司訳 |
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出版社 | 法政大学出版局 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784588005411 |
登録日 | 2022/02/26 |
リクエストNo. | 72573 |
リクエスト内容
啓示の起源と本質,権能と逸脱,そして可能性について,実践理性の原理に基づいて批判的に考察する。カントの勧めにより出版された,若きフィヒテ旅立ちの記念碑。
(法政大学出版局ホームページより)
真の「聖性」に目覚める道を探求。この世を超えた存在から人間への天啓と影響、メッセージを意味する「啓示」の概念は、諸国民に普遍的に見られる。その起源と本質、権能と逸脱、可能性について、実践理性の原理に基づいて批判的に考察する。フィヒテ哲学の原点であり、「頽落」の現代に良心の自由を問う。
▼目次
宗教一般の演繹の準備としての意志の理論
宗教一般の演繹
宗教一般を自然宗教と啓示宗教とに区分することについて
啓示概念の形式的説明
啓示概念の質料的説明
純粋理性のア・プリオリな原理からの啓示概念の演繹
啓示概念で前提される経験的与件の可能性について
啓示の物理的可能性について
形式のうえから見た神性の規準
啓示の可能的な内容(啓示の質料)に関する神性の規準
この内容の可能的な描写に関する啓示の神性の諸規準
これらの規準の体系的な秩序
所与の現象を神の啓示として想定する可能性について
本批判の全般的概要
投票コメント
全1件
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フィヒテの処女作でありカント哲学・倫理学を理解する上でも重要な作品です。 (2022/02/26)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2022/02/26
『啓示とは何か あらゆる啓示批判の試み(叢書・ウニベルシタス 541)』(フィヒテ著 北岡武司訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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