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恥と自尊心―その起源から心理療法へ

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著者 マリオ・ヤコービ  高石浩一(訳)
出版社 新曜社
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784788508743
登録日 2021/09/14
リクエストNo. 71740

リクエスト内容

恥の意識と体験の多彩な現われに深く身をひそめてその内なる心理-社会的力動を明らかにし,過度の不安と恐れから生まれる臨床的問題に共感と洞察に満ちたまなざしを注ぐ。ユング派療法家としての長年の思索と体験が結晶した,滋味豊かな一冊。
◆目次
はじめに
1 恥と恥不安の現象学
恥と罪悪感の違い/不安と恥/恥はいかにわれわれに影響を及ぼすか/裸であることの恥
2 恥の心理学的意味
 聖書の楽園物語に見られる恥/恥の基本的機能
3 自尊感情
 人間の尊厳/自己概念―自己感と自己の意識/自己感が組織化される諸段階―ダニエル・スターン/人間的交流パターンの発生/自尊心の心理的発生/鏡映と理想像/自尊心と誇大事故/誇大自己と自我の同一化/野心を刺激する誇大自己と賞賛されたいという欲求/実現不可能な欲求をもたらす誇大自己
4 恥と恥の感じやすさの心理的発生
 生まれつきの感情としての恥/恥と自己感の組織化の諸形態/E・エリクソンによる恥の精神分析理論/「無花果の葉」と「魂の仮面」/ペルソナ(C・G・ユング)と偽りの自己(D・W・ウィニコット)
5 さまざまな恥体験
 劣等感コンプレックス/困惑と恥願望/屈辱感/マゾヒズム
6 治療関係における恥という動機
 分析状況に対する反応としての恥/セクシュアリティ/独身と孤独
7 自尊心と恥の感じやすさにまつわる諸問題の心理療法
 交流パターン、恥コンプレックス、および転移/恥と個性化のプロセス/白雪姫シンドローム/心理療法への結びの言葉

付録 自我と自己の概念―比較
注/文献/索引

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投票コメント

全1件

  • 恥と罪悪感の違い/不安と恥など、恥の概念的な精査から入り、エリクソン・ユング・ウィニコットといった大家の理論のうちに恥の発生を見出していく。
    図書館で流し読みしたが、恥のもつ意味を考えるにあたって非常に刺激的で関心も広がっていきそうだったため、購入してじっくり読めるようになる機会を希望したい。 (2021/09/14)
    GOOD!1

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NEWS

  • 2021/09/14
    『恥と自尊心―その起源から心理療法へ』(マリオ・ヤコービ  高石浩一(訳))の復刊リクエスト受付を開始しました。

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