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かなしみのクリスチアーネ-ある非行少女の告白

かなしみのクリスチアーネ-ある非行少女の告白

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得票数 2

著者 クリスチアーネ・F
出版社 読売新聞社
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784643730203
登録日 2012/11/21
リクエストNo. 56534

リクエスト内容

70年代中頃ベルリンで暮らすまだ年もいかない少年少女達が、麻薬のために身体を売り、深い闇に落ちて行く。やがて失う物の大きさに気付いた著者が地獄の苦しみを生きぬき、包み隠さず自分の半生を世の中に吐露する。
アリス・ミラー著の「魂の殺人」で取り上げられているのを読んで関心を持ち、先ごろ再販された映画もみました。本書でしか知りえない事実も多数あるようなので、再販を希望いたします。

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投票コメント

全2件

  • 薬物依存の問題といったテーマよりも、70年代の西ドイツ・ベルリンのある少女の体験と彼女が出会った人たちをめぐる一つの社会史的な記録として興味深い内容になっている。底辺に追いやられたあまりにもむごい労働者の人生や、ハウプトシューレ(とそこに通う「人生」をあきらめてしまったような少女たち)とギムナジウムとを隔てる運動場の境界線が象徴するドイツの露骨な階層社会のありようといったことが、鮮明に記憶に残っている。今なおこの国の社会が、お手本のようにもてはやすドイツの社会の残酷な「裏面」をこれほどまでにはっきりと突きつけている邦語の本は、バルラフの「最底辺」(岩波書店)以外には、ほとんどないのではないかと思う。
     たとえば、ドイツの労働時間短縮がかつてもてはやされたが、いったい誰がそのツケを支払わされたか私たちは知っているだろうか? この本を読めば、それが誰たちであり、今は誰たちであるのか、感じ取ることができるだろう。 
     70年代とはいえ、この本が映し出すドイツの社会の実相は、今も色あせていない。
     再読したいが、需要が多いようで、高値がついている。復刊していただきたい。 (2021/03/26)
    GOOD!1
  • 中高生の薬物依存が問題化している今日、若者もその親の必読の本だと思います。 (2015/04/03)
    GOOD!0

読後レビュー

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NEWS

  • 2012/11/21
    『かなしみのクリスチアーネ-ある非行少女の告白』(クリスチアーネ・F)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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