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著者 | 中川 八洋 |
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出版社 | 徳間書店 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784198606190 |
登録日 | 2012/01/24 |
リクエストNo. | 54609 |
リクエスト内容
デカルト的「理性」主義とルソー的「平等」主義とスペンサー的「進歩」主義への狂信がある限り、人類は自由主義の破壊者である「全体主義」と無縁ではいられない。近代哲学常識の狂信を糺す、「保守の論理」のテキスト。
投票コメント
全4件
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中川八洋という天才的政治哲学研究者が書いた保守自由主義思想に関する我が国唯一無二の入門書。少なくとも高校以上の公立系教育機関のテキストとして国が採用すべきである。腐った日本を立ち直すには、明治以降の設計主義偏重の洗脳を解くしかないが、その良薬として永遠に遺すべき名著。 (2020/05/28)GOOD!1
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中川氏は日本の代表的な保守思想家であり、愛読者も多い。氏の論難対象は幅広いため批判者も多いが、注目を浴びる言論人であることは確かである。本書は、英米系の保守思想を擁護しつつ整理し、一方で日本に害をなすとされる思想の系譜を批判的に考察した、氏の代表的な著作の一つであり、氏が保守思想を体系的にまとめた本としてはのちに発刊された『保守主義の哲学』と双璧をなしていると聞く。愛読者にはもちろん、批判者にとっても氏の思想の由来を知る上での必読書であると言える。個人サイトやAmazonレビュー等においても、必ずしも中川氏に全面的に賛成しない人さえ、保守思想のよき手引書であると高く評価している。これほどまでに、中川氏の著作の中で、あるいは日本の保守思想家の手になるものの中で極めて重要な位置を占める著作であるにも関わらず、現在では絶版にされ、たとえばAmazonのマーケットプレイス(古本市場)では値段が釣り上げられている。発刊から10年以上にわたって版を重ねたとのことであるから、普遍性のある著作だと言えるだろう。おそらく赤字になることはないであろうから、是非とも復刊していただきたい。 (2012/05/15)GOOD!1
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東京大学法学部卒の価値が崩壊する。GOOD!1
戦後体制の脱却とその後の日本社会での必読書です。
耳障りの良い「綺麗事」の裏に潜む害悪を指摘する名著であって、これが復刊されないのはとてつもない損失です。 (2012/01/24) -
保守政権と言われる安倍政権の思想的間違いを知るためにもこの本は必読だと思います。GOOD!0
真の保守主義を知るためにもぜひとも本書の復刊を心から望みます。 (2013/12/01)
読後レビュー
NEWS
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2012/01/24
『正統の哲学異端の思想 「人権」「平等」「民主」の禍毒』(中川 八洋)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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k.s