3 票
著者 | ジャック・デリダ |
---|---|
出版社 | 産業図書 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784782800461 |
登録日 | 2009/09/14 |
リクエストNo. | 48004 |
リクエスト内容
本書は、1979年10月22‐4日、モントリオール大学で行なわれた討議をもとにして出版されたものである。自伝と翻訳という、われわれの対話の二つのモチーフを選んだのはジャック・デリダ自身である。10月22日に行われた講演「ニーチェの耳伝」に引き続いて、自伝ならびに翻訳についての討議がなされた。
デリダのニーチェ論である。
投票コメント
全3件
-
これは、1979年のモントリオール大学における討議「自伝と翻訳」におけるデリダの講演内容を含んでいるが、それは、翻訳と固有名というきわめて重要な問題に関して、彼が本格的な着手を開始したころの論考である。翌年の「バベルの塔」の先駆けであって、対にして検討したい。ヘーゲルの読解に本格的な決着をつけ、いよいよベンヤミン読解にとりくんだデリダが法の問題、正義の問題、贈与の問題などが一挙に展開していく80年代以後の展開をみるために再刊がのぞまれる。 (2011/01/02)GOOD!1
-
この本が読めないとなると、ニーチェとデリダの関係についての考察が進めないだろう。フランス語文献を直接当たることもできるが、その際に翻訳が非常に有益な役割を果たすことも否めない。ぜひ復刊をして欲しいところである。 (2009/09/14)GOOD!1
-
重要書 (2010/11/15)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
-
2009/09/14
『他者の耳―デリダ「ニーチェの耳伝(じでん)」・自伝・翻訳』(ジャック・デリダ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
思索と体験