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| 著者 | トーニィー |
|---|---|
| 出版社 | 河出書房 |
| ジャンル | 専門書 |
| 登録日 | 2008/02/27 |
| リクエストNo. | 41345 |
著者はRichard Henry Tawneyで、原題はReligion and the Rise of Capitalism。本書はウェーバーの『プロ倫』同様、キリスト教と資本主義の関係を扱った基本文献。主にイギリス(アングロ・サクソン諸国)を中心に中世における資本主義、商売や金銭観のあり方などから、ピューリタン運動の時代まで、労働、貿易、商いなどを五章に分けて論証している。まず、背景としての中世(第一章)を皮切りに、大陸の宗教改革(第二章)、イギリス国教会(第三章)、ピューリタン運動(第四章)、結語(第五章)といった具合で、一見して判るように大陸の宗教指導者との比較を念頭に論が進められて居るため、イギリスの特異性(階級、宗教との関係など)もある程度了解できる。トーニィーがウェーバーを想定して論を進めていたことがわかる。ウェーバーと比較すると面白いのではないだろうか。今風の言葉を使えば、トーニィーのような研究は(ウェーバーも含め)広い意味での文化研究(経済史ではなく)と言うのだろう。なお本書は『世界大思想全集』の一冊である。
投票コメント (全1件)
2008/02/27
2008/02/27