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著者 | 小川国夫 |
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出版社 | 平凡社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784582810790 |
登録日 | 2006/08/12 |
リクエストNo. | 34986 |
リクエスト内容
頭上高くかかげられたばら窓、周囲を埋め尽くす光の壁。ゴシックを頂点としてそびえたつヨーロッパの聖堂は、燦然と輝くステンドグラスで飾られている。聖なるものの影、聖なる物語の描かれた色ガラスの窓は、さしこむ陽光を天上の光に変えて聖堂内を浸す。そこには、深い緑、炎の青、燃える橙色の光が綾なして、不思議な空間が作り出される。
各国の主だった聖堂に見られるステンドグラス。宗教や美術と密接にリンクしたそれの歴史と魅力を、作家の小川国夫氏が解説する。写真は渡部雄吉氏が担当し、12世紀から15世紀にかけて造られたステンドグラスの名品を美しいカラーで紹介している。平凡社カラー新書79として1977年出版。143頁、定価は550円。
登録者の評価★★★★★★★★☆☆
【目次】
◇カラー版8頁:天上の輝き
■黙示の輝き
◇カラー版24頁:なだれる虹・燃えるいばら
シャルトル大聖堂(フランス)
レオン大聖堂(スペイン)
■シャルトルの思い出-なだれる虹
■レオンの思い出-燃えるいばら
◇カラー版32頁:ステンドグラスの歴史
あけぼの-10~12世紀
朝の輝き-13世紀
午後の陽-14~15世紀
ステンドグラスの近代-ルオー、レジェ、シャガール
■聖劇・人間劇
シャルトルの仕事 特に古い仕事 ブールジュの仕事 職業づくし その成熟と矛盾 ルオー、シャガール、レジェ
投票コメント
全1件
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個々のステンドグラスについて詳しい説明がなされており、なかなか重用な書籍です。復刊の際は写真製版を向上させて欲しい。 (2006/08/12)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2006/08/12
『ステンドグラス なだれる虹 燃えるいばら』(小川国夫)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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箱崎 津郎