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著者 | 小川国夫 |
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出版社 | 平凡社 |
ジャンル | 専門書 |
登録日 | 2006/06/21 |
リクエストNo. | 34312 |
リクエスト内容
ヨーロッパの西端スペインのサンティアゴ・デ・コンポステラ。この町はエルサレム、ローマと並ぶ巡礼の地。この町の名の由来は「星の野」から。それは星が示した聖ヤコブの聖骸の地。そして中世の巡礼は、夜空の天の河に導かれて西に向かったといわれる。いま、この巡礼の道をたどってみると、それはまたロマネスクの古寺を周る旅でもあった。
若き日から地中海周辺をはじめとするヨーロッパ諸国に魅せられてきた著者が、パリからスペインまでの古寺を巡り、各地のロマネスク建築に見られる美とその歴史を探るヨーロッパ紀行。渡部雄吉氏による写真も豊富で、現在は世界遺産に登録されている建築なども見ることができる。平凡社カラー新書50として1976年出版。152頁、定価は550円。
オーナー評価★★★★★★★★★★
【目次】
◇カラー版8頁:ロマネスクとの出会い
■サンティアゴ巡礼
◇カラー版32頁:一路南へ
パリ・シャルトル
オルレアン・ヴェズレー
アゼー・ル・リドー付近
ポワティエからアングレーム
ペリギューからコンク
モワサックから西へ
■始点-パリ
■聖なる丘-ヴェズレー
■ロワール河畔-ジェルミニ・デ・プレ、アゼー・ル・リド、キュノー
■怪文書-ポワティエ
■彫刻の秘密-メール、オーネー、サント
■風-アングレーム、ソリニャック
■二組の巡礼-モワサック
◇カラー版24頁:ピレネーを越えて
ハーカからサングエッサ
パンプローナからレオン
サンチャゴ・デ・コスポステーラ(世界遺産)
■ピレネー越え-オロロン・サント・マリー、ハーカ
■橋の町、星の町-プエンテ・ラ・レーナ、エステラ
■奥山の宝-デマンダ山脈、サント・ドミンゴ・デ・シロス
■復元と崩壊-クラビーホ、フロミスタ、サーグン
■健脚の想い出-ピエドラフタ峠、ルーゴ
■さいはての大聖堂-サンティアゴ・デ・コスポステラ
■コラム:ロマネスクの栞(伊藤誠彦)
■地名索引
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読後レビュー
NEWS
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2006/06/21
『ヨーロッパ古寺巡礼 パリからサンチャゴまで』(小川国夫)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ちろ