復刊ドットコム

新規会員登録

新規会員登録

V-POINT 貯まる!使える!

7

投票する

キリストはエボリに止りぬ

キリストはエボリに止りぬ

復刊活動にご賛同の方は
リクエスト投票をお願いします。

投票する

得票数 7

著者 カルロ・レーヴィ
出版社 岩波文庫
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784000027328
登録日 2005/07/31
リクエストNo. 30016

リクエスト内容

ファシスト政権の政治囚として軟禁されていた医者で画家のレーヴィが、南イタリアのルカーニア地方で自ら目撃した農民の悲惨と忍従,おおらかさとたくましさ.イタリアの直面する農民問題を農民の立場から深い理解をもって物語る。

関連キーワード

キーワードの編集

投票コメント

全7件

  • 重要な文学作品の多い「岩波現代叢書」所収の一冊.名作映画『エボリ』の原作にもなった作品.20世紀イタリアを代表する作家カルロ・レーヴィの代表作.1930年代イタリア南部の寒村の実態を描いて,イタリア現代史の深部に迫る傑作,というのが定評である.しかしこの作品はそれだけのものではなく,キリストによる救いにも恵まれなかった人々の心の荒涼とした世界を描いた傑作だといえる.同じ「岩波現代叢書」所収のラーゲルクヴィストの傑作『バラバ』は,すでに岩波文庫の一冊になって久しい.この『キリストはエボリに止まりぬ』も,文庫版は無理でも,少なくとも復刊の形で刊行されることを願う. (2013/11/11)
    GOOD!1
  • ファシズム体制に反対して流刑された作者の自伝的小説ですが、連行されたイタリア南部の現実をまのあたりにして衝撃を受けます。しかしその地で暮らす人々への共感は一年後に許されて故郷の北部へ帰ってからも終生変わることなく、死に際し、流刑地だった村を墓所に選んだほどでした。知られざるイタリアの現実をこの本をとおしてつぶさに知りました。イタリアの「南部問題」とはなにかが生き生きとしたリアリズムによって物語られているという意味でも、多くの日本の読者に読んでほしい現代イタリア文学の傑作です。 (2011/03/22)
    GOOD!1
  • 現在の南イタリアブームに関わらず、この本の重要性が知られていない。バジリカータ州マテーラが1993年ユネスコ世界遺産に認定されたことが契機に、南イタリアの復興が進んでいる為、今後益々必要とされる一冊である。 (2005/07/31)
    GOOD!1
  • 傑作とのことなので読んでみたい (2014/05/15)
    GOOD!0
  • これが読めないなんて‥‥ (2012/04/15)
    GOOD!0

もっと見る

読後レビュー

レビュー投稿はこちら

NEWS

  • 2005/07/31
    『キリストはエボリに止りぬ』(カルロ・レーヴィ)の復刊リクエスト受付を開始しました。

この本に関する情報を提供する

この本の情報を復刊ドットコムまでお寄せください

詳しくはこちら

復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!

復刊リクエストTOPへ

V-POINT 貯まる!使える!