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復刊投票コメント一覧

キリストはエボリに止りぬ

投票コメント

全7件

  • 傑作とのことなので読んでみたい (2014/05/15)
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  • 重要な文学作品の多い「岩波現代叢書」所収の一冊.名作映画『エボリ』の原作にもなった作品.20世紀イタリアを代表する作家カルロ・レーヴィの代表作.1930年代イタリア南部の寒村の実態を描いて,イタリア現代史の深部に迫る傑作,というのが定評である.しかしこの作品はそれだけのものではなく,キリストによる救いにも恵まれなかった人々の心の荒涼とした世界を描いた傑作だといえる.同じ「岩波現代叢書」所収のラーゲルクヴィストの傑作『バラバ』は,すでに岩波文庫の一冊になって久しい.この『キリストはエボリに止まりぬ』も,文庫版は無理でも,少なくとも復刊の形で刊行されることを願う. (2013/11/11)
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  • これが読めないなんて‥‥ (2012/04/15)
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  • ファシズム体制に反対して流刑された作者の自伝的小説ですが、連行されたイタリア南部の現実をまのあたりにして衝撃を受けます。しかしその地で暮らす人々への共感は一年後に許されて故郷の北部へ帰ってからも終生変わることなく、死に際し、流刑地だった村を墓所に選んだほどでした。知られざるイタリアの現実をこの本をとおしてつぶさに知りました。イタリアの「南部問題」とはなにかが生き生きとしたリアリズムによって物語られているという意味でも、多くの日本の読者に読んでほしい現代イタリア文学の傑作です。 (2011/03/22)
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  • イタリア語読めないから日本語で。 (2009/05/23)
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  • とりあえず。 (2006/06/09)
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  • 現在の南イタリアブームに関わらず、この本の重要性が知られていない。バジリカータ州マテーラが1993年ユネスコ世界遺産に認定されたことが契機に、南イタリアの復興が進んでいる為、今後益々必要とされる一冊である。 (2005/07/31)
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