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エバは猫の中/美しい水死人

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著者 G・ガルシア=マルケス他
出版社 サンリオ/福武書店
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784387861263 9784828857138
登録日 2005/07/11
リクエストNo. 29750

リクエスト内容

『エバは猫の中』 サンリオ文庫
母から娘へ、何世代にもわたって繰り返され、受け継がれてきた美貌。皮膚の裏側でうごめく虫たちが、耐えがたい苦痛を与えながらも、美しさを助長し、永続させてきたのだ。しかし、ある日、その苦痛はあとかたもなく消え失せ、少女はもはや何物でもない自分に気づく。悠久に漂う魂の眼で、人間を俯瞰するガルシア=マルケスの「エバは猫の中」。表題作のほか、失った右手が巻き起こす悲喜劇(「アランダ司令官の手」)や、波と同棲する男の話(「波と暮らして」)など、17人の作家による、現実と幻想の精妙なる交歓が、ここに展開される。ラテンアメリカ文学の魅力をあますところなく伝える初めての本格的短編集。

『美しい水死人』 福武文庫 ※『エバは猫の中』の再編集版
浜辺に打ち上げられた巨大な物体。絡みつく藻やゴミを取り除いて現われた水死体のあまりの美しさに、村の人々は息をのみ、何くれとなく世話を焼く。ガルシア=マルケスの表題作「美しい水死人」をはじめ、17人の作家が、独特の時間の流れの中に織りなされる日常と幻想の交歓を描く。豊穣なラテンアメリカ文学の薫りをあますところなく伝える短編集。

【収録作品】
「アランダ司令官の手」 アルフォンソ・レイエス
「波と暮らして」 オクタビオ・パス
「犬が鳴いてないか」 ファン・ルルフォ
「生活費」 カルロス・フェンテス
「カナリアとペンチと三人の死者のお話」 ホルヘ・イバルグエンゴイティア
「包誠による歴史」 サルバドール・エリソンド
「遊園地」 ホセ・エミリオ・パチェーコ
「ミスター・テイラー」 アウグスト・モンテローソ
「エバは猫の中」「イシチドリの夜」/「美しい水死人」 ガブリエル・ガルシア=マルケス
「記章」 フリオ・ラモン・リベイロ
「薔薇の男」 マヌエル・ローハス
「閉じられたドア」 ホセ・ドノーソ
「羽根枕」 オラシオ・キローガ
「水に浮かんだ家」 フェリスベルト・エルナンデス
「旅行者―1840年」 マヌエル・ムヒカ=ライネス
「パウリーナの思い出に」 アドルフォ・ビオイ=カサーレス
「追い求める男」/「山椒魚」 フリオ・コルタサル

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投票コメント

全20件

  • 現在手に入るラテンアメリカのアンソロジー集は集英社文庫の作家五人の短編集のみ。
    それに比べてこちらは沢山の作家の短編が入っている。御得感もさることながらラテンアメリカの作家の中でもあまり名を知られていない作家の素晴らしい短編も文庫本と言う事で、廉価で読める。
    是非復刊を。 (2012/08/04)
    GOOD!1
  • サンリオがまだ新刊書を続々と出していた頃に読み、以後しばらくは北米の小説など見向きもしなくなったという、自分にとっては思い出深いアンソロジーです。
    オクタビオ・パスの「 波と暮らして 」を初めて読んだのも本書でしたし、短いながらも思弁と空想が無限に広がって行くS・エリソンドの「 包誠(パオ・チェン)による歴史 」に驚愕したのも本書でした。
    サンリオ版と福武版では、ガルシア=マルケスとコルタサルの収録作が別ですが、どちらもいいと思います。 (2005/07/27)
    GOOD!1
  • ラテンアメリカ文学の宝庫です。 (2014/06/13)
    GOOD!0
  • 好きな作家や気になる作家が大勢いるため。こんな豪華なアンソロジーが絶版というのは実に悲しい。 (2013/01/16)
    GOOD!0
  • いろんな人の書いている書評が非常に興味深く、自分でも読んでみたくなったため。 (2012/08/30)
    GOOD!0

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読後レビュー

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NEWS

  • 2005/07/11
    『エバは猫の中/美しい水死人』(G・ガルシア=マルケス他)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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