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著者 | 安藤昌益著 奈良本辰也訳注 |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784003300718 9784003300725 |
登録日 | 2005/02/12 |
リクエストNo. | 27968 |
リクエスト内容
江戸時代中期に現れた卓抜な思想家安藤昌益(1703‐1762)は,200年の歳月を隔ててようやく大正時代に狩野亨吉博士により再発見され、初めて世間の注目を浴びるに到るが、関東大震災によって彼の代表的な著作「自然真営道」の大部分が焼失したため、同著より抜粋された、封建道徳批判の哲学である「統道真伝」は、完全な形で伝わる昌益ただひとつの著作となっています。
オーナー評価★★★★★★★★★☆
【安藤昌益】
久保田城下(現秋田市)に生まれ、医学・本草学等を修めて南部八戸の医師となり、宝暦年間まで生存、その間、長崎に赴いて海外事情を研究。『自然真営道』100巻93冊とこれを要約した『統道真伝』五巻が生涯の主著。農耕を天然自然の本道として人間生活における基本的重要性を力説、儒仏等の倫理的教説を徹底的に批判して、君主・支配者を耕作農民に寄生する徒食の輩と痛罵、すべての人間が農耕を基礎として平等である「自然世」社会へ帰る事を理想とした。
(書評より転載)
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読後レビュー
NEWS
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2005/02/12
『統道真伝 全2巻』(安藤昌益著 奈良本辰也訳注)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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箱崎 津郎