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著者 | J.S.ミル |
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出版社 | 岩波文庫 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784003410417 9784003410424 9784003410448 9784003410455 |
登録日 | 2004/10/03 |
リクエストNo. | 26187 |
リクエスト内容
R.L.ハイルブローナーの「私は、経済学をどう読んできたか」、ちくま学芸文
庫に紹介されている内容が、素晴らしく現代の問題点に通用しそうなこと。社
会主義/共産主義が「人間の自由と自主性」を束縛する可能性大であること、
資本主義においては「土地所有の問題」、「相続財産の問題」を規制すべきと
説く。1848年刊行で20世紀の諸問題を予言。21世紀最大の問題、資本主義は
人間の道具であるにすぎないのに、人間の主人顔をしている。資本主義をいか
に飼い慣らすかのヒントを与えてくれそうな本。
投票コメント
全19件
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J・S・Millの思想に関心を持ち、自伝や自由論、大学教育については手に入れることが出来たので既に読んだが、この経済学原理は古本で出回っていても一冊当たり数千円と極めて高価で入手困難。是非とも復刊してほしい。 (2017/05/21)GOOD!1
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中村修著「なぜ経済学は自然を無限ととらえたか」を読んで、興味を持ちました。GOOD!1
第4編で定常状態の経済を描いているようです。
「持続可能な発展の経済学」ハーマン・デイリーでも言及があり、持続可能性を理解する上で重要な文献のように思います。
持続可能性を模索すべき現代に、再度復刊すべきではないでしょうか。
期待しています。 (2009/03/10) -
名前は『(政治)経済学原理』だが、環境倫理、(反)人種主義など今日的なテーマを数多く含んでいて、リベラルデモクラシー以外の立場から読んだとしても示唆に富む大著。アマルティア=センの「人間の安全保障」のルーツでもある。そういえば両者は、「スミスに還れ」と同じことを言っている。その言葉の真意や是非はともかく、ミルの先見の明が光る名作であり、復刊を強く望む。 (2007/07/23)GOOD!1
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JSミルのこの本は今では古典と言っても良い。GOOD!1
資本主義と共産主義の競争に勝負がついたが、今度は競争相手のいなくなった資本主義に色々問題が出てきた。
古典に戻って、これからどのようにしたら良いか、皆で考えて見てはどうだろう。
日本にはノーベル経済学賞を受賞できそうな学者が宇沢先生以降出ていないので、古典に戻るしかないのではないだろうか。 (2004/10/04) -
R.L.ハイルブローナーの「私は、経済学をどう読んできたか」、ちくま学芸文庫に紹介されている内容が、素晴らしく現代の問題点に通用しそうなこと。社会主義/共産主義が「人間の自由と自主性」を束縛する可能性大であること、資本主義においては「土地所有の問題」、「相続財産の問題」を規制すべきと説く。1848年刊行で20世紀の諸問題を予言。21世紀細大の問題、資本主義は人間の道具であるにすぎないのに、人間の主人顔をしている。資本主義をいかに飼い慣らすかのヒントを与えてくれそうな本。 (2004/10/03)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2004/10/03
『経済学原理 全5巻』(J.S.ミル)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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haya485