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ウィガン波止場への道

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得票数 7

著者 ジョージ・オーウェル
出版社 筑摩書房
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784480082817
登録日 2004/08/26
リクエストNo. 25684

リクエスト内容

一九三〇年代、大不況下のイギリス北部炭鉱地帯に入り、労働者の生活を共感をこめて活写、自ら社会主義への支持を表明したルポルタージュ。

イングランド北部の炭鉱町ウィガン。1936年、オーウェルがこの労働者の町を訪れたとき、不景気と失業がひろがっていた。炭鉱夫たちと生活をともにしながらオーウェルは、彼らの顔貌を独特な身体感覚のもと丹念に書きとめていく。ここは、中産階級下層の彼の階級意識が決定的に試される場所となった。たとえば、「労働者階級には悪臭がする」。社会主義への支持を表明しながら、越えられない階級間の「ガラスの間仕切り」。彼はこの違和感を、あえて率直に表明する。声高に語られるドグマではなく、人間らしい生活、すでに中産階級からは失われてしまった生活様式への愛が、未来を考えるひとつの指標として提示される。20世紀ルポルタージュの嚆矢。

目次
ブルッカー夫妻の下宿屋
炭鉱の奥深く
炭鉱夫の生活実態
住宅状況
失業の本質
失業者の生活実態
工業地帯―北部対南部
階級の対立
階級意識の実態
階級意識―本質と矛盾
社会主義の問題点
私の提案
(以上筑摩書房ホームページより)

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投票コメント

全7件

  • 読みたいが古書サイトでえらい高値がついている。 (2013/05/29)
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  • 現代にも通じる貧困の実態が描かれている。特に「失業の本質」に描かれている「安価なぜいたく品」の項目はまさに今の日本のデフレ状態そのもの。ぜひもう一度読みたいし、読んでほしい。絶対面白い。 (2011/11/27)
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  • 興味があります。 (2010/04/08)
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  • ぜひ。 (2008/10/24)
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  • ロンドンの 『どん底の人々』と並ぶ貧困ルポの古典。ぶっちゃけ話満載の社会主義の現状についての批判も痛快で読み応えがある。こんな面白い本が何で品切れになっちゃうかねぇ。 (2008/10/09)
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NEWS

  • 2004/08/26
    『ウィガン波止場への道』(ジョージ・オーウェル)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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