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著者 | ハンフレー・セアール著/水野久一郎訳 |
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出版社 | 音楽之友社 |
ジャンル | エンタメ |
登録日 | 2002/11/28 |
リクエストNo. | 13530 |
リクエスト内容
二十世紀の代表的な作曲家の技法を分析した研究書。
とても内容の濃い研究書なのに、絶版ではもったいない!単なる教科書的な技法の研究書ではなく、音楽を勉強する上で必須とも言える「実際の楽譜」と照らし合わせた現実的な内容となっているので、図書館で読むより、家でじっくり、掲載されている楽譜の音を楽器で鳴らしながら内容を追っていきたい。そうなってくると、図書館の2週間の貸し出しじゃ足りません!またいくつかの大学(音楽または芸術大学以外の大学です)で講義の参考文献にも指定されているので、一般教養という観点からも決してズレているとは思えません。古書店でも全く見かけません!また、これに代わるくらい充実した内容の対位法および、作曲技法の研究書は、私はまだ見つけられていません!
投票コメント
全33件
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厳格対位法も大事なのかもしれませんが、同時に世界を広げなければ和声も厳格対位法も足枷になりかねません。GOOD!2
そうならないためにも実際の作品の分析や演奏と共に、こういった本を読んでおくことも必要なのではないでしょうか。 (2017/07/10) -
中高生の時愛読。懇切で引用が的確だった。 (2006/09/03)GOOD!2
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考えてみれば、和声の対位法は理論書を読んでから、その技法が使われた曲を分析する所から始まってますね。GOOD!2
近代の対位法の本は持ってはいませんが、学ぶ上で必要だと思うので有れば、支持します。 後は、場数かも知れません。
音楽は生活には必要では無い物の、憧れる人も多数。 実際に触れている人はその場所から離れると自分が崩れ落ちるから。
ピアノが弾けても、日常に貢献して無ければ、只の「何も出来ない人」と言う事。 音楽に対する拘り。色んな形が在ると思います。 (2005/02/14) -
「対位法」に関する書物は多いが、現代における「作曲技法」としての対位法を考えたときに、具体的な音使いを基準に書かれた書物は大変少ない。特に12音技法による対位法は、それ自体が膨大な量の変奏技法であることも含めて、複雑な理論が一般化されないままの現状に、本書の復刊は大きな指針を与えてくれるであろう。 (2004/05/04)GOOD!2
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新しい時代の対位法の本は、なかなか充実したものがありませGOOD!2
ん。図書館で出会って、いい本だと思い、自分で買って見たい時
にいつでも見れるようにしたいと思っても、絶版になっているこ
とが多く、悲しい思いをしています。この本もそんな一冊です。
ぜひ、復刊してほしいです。 (2003/10/28)
読後レビュー
NEWS
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2002/11/28
『20世紀の対位法』(ハンフレー・セアール著/水野久一郎訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ねこぜ