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著者 | ディーノ・ブッツァーティ |
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出版社 | 河出書房新社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784003271926 9784309201443 |
登録日 | 2002/10/23 |
リクエストNo. | 12938 |
リクエスト内容
カルヴィーノと双璧と言われたイタリア文学の雄ブッツァーティ。彼の代表的な短編を網羅した一冊。
(収録作)
「七人の使者」
「大護送隊襲撃」
「七階」
「それでも戸を叩く」
「マント」
「竜退治」
「L(エル)で始まるもの」
「水滴」
「神を見た犬」
「なにかが起こった」
「山崩れ」
「円盤が舞い下りた」
「道路開通式」
「急行列車」
「聖者たち」
「自動車のペスト」
誰も思いつかないようなアイディアを核に、現代の恐怖とファンタジーをこんなにも手際よく描いている本は、他にあまり思いあたりません。もう一冊の短編集『待っていたのは』と共にリクエストします。
投票コメント
全33件
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もはや「古典」の域に達した傑作集だと思います。収録作品のいくつかは、先日出版された光文社古典新訳文庫『神を見た犬』にも入っていますが、それ以外の短編も傑作ぞろいなので、多くの人に読んでいただきたいですね。 (2007/05/04)GOOD!1
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中学の国語の教科書で読んで、一番印象に残ったのがこの中の「急行列車」です。ディーノ・ブッツァーティの他の本も読んでみたいと思ったのですが絶版になっていました。是非読みたいです!!人間のあり方を考えながらも答えが出ない毎日を過ごす現代人は必読だと思います! (2004/10/17)GOOD!1
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出回っているものだとばかり思っていました、この本。GOOD!1
SOさんのコメントに付け足すことも無いのですが、例えばホラー・ファン、幻想文学ファン、そして感情への訴求力の強い文芸作品のファンの方などにも読み逃せない作品集です。
私個人は「七階」「道路開通式」「山崩れ」「何かが起こった」「それでも戸を叩く」なんかがお気に入りでした。
他にも傑作の収められた短編集があるのですが、まずこれは読み逃せません。 (2003/03/30) -
「なにかが起こった」「円盤が舞い下りた」「七階」「水滴」「神を見た犬」には正直感心しました。ブッツァーティの短編て、読み始めのときにもう終着駅がわかっている場合が多いのですが、絶対に途中でやめることができません。それほど筆力があるのです。短編小説を自分で書いている人は、おそらく技術的に参考になる要素をたくさんこの中に見つけるのだろうなあ、と想像しています。たしか、コルターサルも一群の短編の名手の一人にブッツァーティの名を挙げていたと記憶しています。GOOD!1
関係ないですが、「神を見た犬」のガレオーネがかわいかった。特に犬好きというわけじゃないのですが、気に入りました。 (2002/10/23) -
ブッツァーティ作品をもっと読みたいです! (2011/12/06)GOOD!0
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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七人の使者・神を見た犬 他十三篇 | 792円 | アマゾン |
NEWS
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2013/11/19
『七人の使者・神を見た犬 他十三篇』販売開始しました! -
2002/10/23
『短編集『七人の使者』』(ディーノ・ブッツァーティ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
kazuou