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hal holyさんの公開ページ レビュー一覧 5ページ

レビュー

  • シルバークロス 新編集版 3

    藤子不二雄A

    シルバークロス 新編集版 3

    かつて少年を購入していた当時をいろいろ思いながら3巻読破した。確かこの後は“ハットリ君”が始まった。
    1にも書いたが、この当時の藤子先生は二人でひとりだからAもFもなくて“藤子不二雄”作品として出して欲しかった。6年経過後に購入した為か特にこの3は紙質の劣化が進んでおり残念だ。唯一の救いは3巻とも初版だった事だ。(2020/06/09)

  • シルバークロス 新編集版 2

    藤子不二雄A

    シルバークロス 新編集版 2

    藤子先生の作品で当時少年サンデーに載っていた“海の王子”と比べ、本作品は毎月少年を購入し読む度に、ジークフリートの場面等オドロオドロとした暗い印象を持っていた。また、本作品は本誌とふろくでふろくと時の方が多かったよう記憶しているが、再編集(切り貼り?)され纏められてしまってその醍醐味が消えてしまったのが残念だ。(2020/06/09)

  • シルバークロス 新編集版 1

    藤子不二雄A

    シルバークロス 新編集版 1

    新刊かと思って購入したところ、既に6年前に復刊された書物だった。
    当時、毎月少年を購入し、アトム、鉄人、サスケ等と共に貪るように読み漁っていた当時が懐かしい。本作品は別れた後のAとかFではなく“藤子不二雄”の作品として復刊して欲しかった。かの石森先生でも手塚先生に変わってアトムを代筆しても手塚先生の名前で出ているのだから。
    この頃は藤子先生も二人でひとりと認識されており、どちらか一人と云う発想はなかったと思う。トキワ荘仲間の石森先生や赤塚先生も手伝っていたかも……。(2020/06/09)

  • アドルフに告ぐ オリジナル版

    手塚治虫

    アドルフに告ぐ オリジナル版

    本作品は単行本と文庫本で既に揃えていたが、オリジナル版で改めて読み直し、改めて手塚先生の力量に感服した。3人のアドルフが辿った運命と先生が子供のころ住んでおられた故郷の街並みや生活風景等が各所に重なり合い、時代を超えた作品になっている。(2020/05/26)

  • 【バーゲンブック】赤毛のアン スクラップブック

    ルーシー・モード・モンゴメリ 著 / E・R・エパリー 編 / 川端有子 編著・訳

    赤毛のアン スクラップブック

    ”赤毛のアン”は朝ドラにもなった訳者の村岡花子先生が在郷であった事から子供の頃に皆でよく回し読みをしたものです。今般の書籍はその背景となった景色や絵の組み合わせの素晴らしさに感動した。遥か彼方ではあるが、一度は訪れてみたい島だ。(2020/04/29)

  • 仮面の忍者 赤影 《オリジナル完全版》 弐之巻

    横山光輝

    仮面の忍者 赤影 《オリジナル完全版》 弐之巻

    横山先生の”赤影”は、サンデーに連載時から今は亡き弟が気に入っていた作品で、今般、仏壇の一角に1・2巻を翳した。
    先生の忍者ものの”片目猿”、”影丸”そして”赤影”と群雄割拠の時代背景もあり見過ごせない作品だ。
    でも、いまは、大河ドラマから云っても藤吉郎より少し前の道三を助けた片目猿だろう。(2020/04/29)

  • 【バーゲンブック】オスカー・ワイルドのコント集 白鳥の歌

    ギヨ・ド・セ 編 / 堀江珠喜 訳

    オスカー・ワイルドのコント集 白鳥の歌

    かつて学生の頃に本書を外書講読の授業で学んだ事があったので、購入してみたが、当時の教授の訳と比べ、本書の堀江訳では彼の皮肉を込めたコントのオチの部分が明白でなく、判らない箇所が散見され残念だ。(2020/04/29)

  • 【バーゲンブック】三重スパイ-CIAを震撼させたアルカイダの「モグラ」

    ジョビー・ウォリック 著 / 黒原敏行 訳

    三重スパイ-CIAを震撼させたアルカイダの「モグラ」

    本書を大変興味深く読ませて頂きましたが、一般的に三重スパイと云う場合は、3か国を跨る利益相反行為の中での人物と解されています。訳者も記載している通り、原題はこのテロリストに関してスパイではなくエージェントとしています。
    前後関係等の基本的部分で辻褄の合わない箇所も見受けられ題材としては申し分ないのだが、書物の内容としてはイマイチであった。(2020/04/29)

  • 【バーゲンブック】シン・ゴジラをどう観るか

    河出書房新社編集部 編

    シン・ゴジラをどう観るか

    ゴジラについては、小職の誕生と同じ年なので、全て観て、且つ、DVDも持っている。当該書籍の作家、評論家等全く知らない人ばかりで、そのコメントも上っ面ばかりで残念だ。
    また、映画にしても何がシン=新なのか真なのか他にも信・心・親等々ゴジラに対して烏滸がましい。
    評価できるのは円谷監督の弟子だった川北さんまでだ。(2020/04/24)

  • クイーンエメラルダス 復刻決定版 1

    松本零士

    クイーンエメラルダス 復刻決定版 1

    ついに出版された決定版だ。
    少年マガジンに連載当時、毎号読んでいた記憶がよみがえってきた。
    現在の松本ワールドとはエメラルダスのキャラクターが異なっており、彼の“原始”の設定が懐かしく一気に読破した。(2020/04/24)

  • 七色いんこ 《オリジナル版》 大全集 2

    手塚治虫

    七色いんこ 《オリジナル版》 大全集 2

    千里万里子に続き、新たに玉サブローなるキャラクターが登場し、手塚先生の動物のキャラクターは妙に色っぽくその創造力には脱帽だ。次の更なる展開が楽しみだ。(2020/04/24)

  • 【バーゲンブック】バロックの神秘

    エルンスト・ハルニッシュフェガー 著 / 松本夏樹 訳

    バロックの神秘

    エルメスのバッグを仕事柄扱っているので、本作品の付論が大変参考になった。しかしながら、欲を言えば本作品の刊行は94年で半世紀も前の作品がこの場に出ていたと云う事は在庫処分の一環に一役買わされた観を否めない。(2020/03/16)

  • 【バーゲンブック】日本の謎と不思議大全 西日本編

    人文社編集部

    日本の謎と不思議大全 西日本編

    東日本編と併せて、日本地図を広げながら楽しく拝見しました。かつて吉野、大峯や大台ケ原を縦走した事もあり、役の業者小角の伝説を改めて読み返しました。(2020/03/16)

  • 【バーゲンブック】日本の謎と不思議大全 東日本編

    人文社編集部

    日本の謎と不思議大全 東日本編

    西日本編と共に、日本地図を参考にしながら楽しく拝見させて頂いた。黄金等の埋蔵伝説は大変興味深いので、かなり読み込んだが、小生の知っている事柄と大分乖離していると思料されている部分もあり、例えば「おいらん淵」これは大菩薩峠を超え青梅街道に至るところにあり身延の「湯の奥金山」とは全く関係がない。(2020/03/16)

  • 七色いんこ 《オリジナル版》 大全集 1

    手塚治虫

    七色いんこ 《オリジナル版》 大全集 1

    手塚先生の本作品はチャンピオン連載当時、キャラクター的にあまり記憶に残らなかった。しかしながら、今読み返してみると、〝千里万里子”など〝ピノコ”に勝るとも劣らない個性ある脇役で固められており、今更ながら先生の構成力に脱帽だ。続刊を早く読みたい。(2020/03/09)

  • 鳥人大系 雑誌初出カラー完全版

    手塚治虫 著 / 手塚プロダクション 協力

    鳥人大系 雑誌初出カラー完全版

    福島正実先生が創刊した「SFマガジン」はクラークやアシモフ等の短編が載っており子供の頃、親にねだって買ってもらた記憶がある。確か手塚先生の本作品は石森先生の「新幻魔大戦」と同時期だったと記憶しているが、両方とも発売日が待ち遠しかった。今回刊行された本書は装幀が申し分なく最高の出来だ。斯かる出版に多謝するとともに、同様な作品の刊行を期待します。(2020/03/09)

  • 仮面の忍者 赤影 《オリジナル完全版》 壱之巻

    横山光輝

    仮面の忍者 赤影 《オリジナル完全版》 壱之巻

    “鉄人”や〝影丸”の終了に伴い誕生した〝赤影”については、当時としては前者と比べて、印象が薄かった。本作を再読し今改めて、横山先生の物語性の素晴らしさやコマ毎の画面の美しさを垣間見た次第だ。
    ところで、欄外にあった先生の初夢は生前馬主となって実現したが、当方は未だ、夢が実現していない。今年こそはと思っている。(2020/01/20)

  • どろろ <漫画原稿再生叢書>

    手塚治虫 著 / 手塚プロダクション 協力

    どろろ <漫画原稿再生叢書>

    この年末年始に開封して、かつて国書刊行会から発売された本作品と併用しながら、拝読しました。さすが、原寸大はシミ等生々しく、作品を再評価するうえで大いに役立ちました。
    手塚先生の描いた原稿そのものが(復刻ですが)手に入り、半世紀以上前の作品を復刻した貴社に感謝します。(2020/01/08)

  • ばるぼら オリジナル版

    手塚治虫

    ばるぼら オリジナル版

    ビックコミック創刊当時から同雑誌を愛読していましたが、その中にあって、手塚先生の作品は格別でした。俗に“黒い手塚”などと云われていますが、当時の先生は青年向け雑誌へのテーマとしては係る作品を提供せざるを得ない状況だったと思料します。同時に子供向けに例えば少年マガジンの”三つ目”等(実際は大学生であった私も読んでました)全く異なった作品を提供しています。その中にあって本作品は小悪魔的魅力(実際、魔女であったが)をもつ、何度読み返しても新たな発見をする作品です。
    手塚先生のいつもながらの構成力に脱帽!!(2020/01/08)

  • 生賴範義画集 〈幻魔〉

    生賴範義 画 / 平井和正 原作

    生賴範義画集 〈幻魔〉

    生賴先生の本画集はずうっと待ち望んでいた事もあり、1頁1頁毎堪能できた。欲を云えば、「SFアドベンチャー」や「野生時代」に平井先生が提供した小説内に添付されたモノクロな画も加えて欲しかった。当時、小説の狭間に現れた生賴先生の画はそれだけでイメージが膨らんだものでした。(2020/01/08)

  • ミクロイドZ/S ≪オリジナル版≫ 2

    手塚治虫

    ミクロイドZ/S ≪オリジナル版≫ 2

    改めて、手塚先生の“虫”を中心とした物語展開の凄さに感服した。当時並行のアニメがどうだったかのか記憶は定かではないが、名(迷)脇役ヒゲオヤジの新たなキャラクター設定もに脱帽だ。学校の教員、名(迷)探偵、ラーメン屋のオヤジ等も魅力的だが、乞食もまた然り!(2019/11/06)

  • ミクロイドZ/S ≪オリジナル版≫ 1

    手塚治虫

    ミクロイドZ/S ≪オリジナル版≫ 1

    手塚先生の〝虫好き”は本編の中で充分な迄に発揮されている。
    Z→Sの表題及び表紙の変更も言われなければ気づかない位、スムーズに物語が流れており、いつもの事だが、先生の表現力には脱帽だ。(2019/09/04)

  • 火の鳥 オールカラー画集 [愛蔵版]

    手塚治虫

    火の鳥 オールカラー画集 [愛蔵版]

    かつて貴社から復刊された全集12巻+2巻を持っているが、本作のように纏められた手塚先生の美しい絵柄にただただ感服。
    本作品は彼のライフワークだった訳だから、まだまだ出てくる筈。
    第2弾を楽しみにしています。(2019/08/06)

  • 【バーゲンブック】万引きの文化史

    レイチェル・シュタイア 著 / 黒川由美 訳

    万引きの文化史

    本書は、仕事柄興味深く読ませて頂きました。
    しかしながら、内容的にはイマイチでした。窃盗の一形態である「万引き」、この文化が「文化(史)」とは如何なものか疑問だ。
    欧米中心に書かれているが、亜細亜にかかわる本窃盗の方が遥かに記載に値する筈。(2019/08/06)

  • マーズ 《オリジナル版》 3

    横山光輝

    マーズ 《オリジナル版》 3

    横山先生の場合、白土先生、手塚先生、松本先生等のようにキャラクターの他作品への流用がない為か、本作終焉時の描き方は衝撃的でした。
    かかるSF作品に対して正に圧倒されました。(2019/08/06)

  • 惑星ロボ ダンガードA 【復刻決定版】 下

    松本零士

    惑星ロボ ダンガードA 【復刻決定版】 下

    上にも記載したが、松本先生の本編一冊に纏めて欲しかった。他者の作画は先生ならではのメカニック的美しさが全くない。(2019/08/05)

  • 惑星ロボ ダンガードA 【復刻決定版】 上

    松本零士

    惑星ロボ ダンガードA 【復刻決定版】 上

    77年から78年にかけて1年1カ月の間、冒険王に連載された松本先生の本編を一冊に纏めて欲しかった。先生原作の他者の漫画絵はあまりにも見劣りして残念だ。(2019/08/05)

  • 【バーゲンブック】最後の晩餐の真実

    コリン・J・ハンフリーズ 著 / 黒川由美 訳

    最後の晩餐の真実

    抑々「キリスト教神学」の範疇では、イエス・キリストという人(神の子)は1世紀にいたかどかは神学の対象から外している。
    この書物では、磔に至る日にちの流れが科学的(?)手法を駆使して克明に記載しているが、弟子達が居眠りコイテいるのに主は全くねていません。これが真実でしょうか?
    また、当時はヘブライ語、ラテン語及びギリシャ語で会話乃至記載がなされていたと思料されるが原書に関する記述が全くなく、これが真実とはほど遠く如何わしい書物だ。(2019/08/05)

  • おとなの絵本 千夜一夜物語

    手塚治虫 監修 / 白石かずこ 文 / 虫プロダクション+やなせたかし 絵

    おとなの絵本 千夜一夜物語

    何とも艶かしい「アニメラマ」、手塚先生の作品はどうしても見たくて友人に頼みこっそり見た子供の頃が懐かしい。
    当時、本書でも判るが先生とは画のタッチが全く異なっていた事に驚いた記憶が再び戻ってきた。(2019/07/16)

  • 幻魔大戦 《オリジナル完全版》 2

    平井和正 原作 / 石ノ森章太郎 作画

    幻魔大戦 《オリジナル完全版》 2

    半世紀前からの本作品の読者ですが、「月が」で終わる衝撃的ラストで今まで見落としていた事がありました。何とエッチャンもエスパー軍団に加わっていたのですね。現在進行中の作品に「何で?」と思っていましたが、これで得心しました。
    この次はSFマガジンの月が落ちた後の幻魔正雪との対決ですよね。(2019/07/16)

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