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手ポリオさんの公開ページ 復刊投票コメント一覧

復刊リクエスト投票

  • われら

    【著者】ザミャーチン

    ソ連共産党の全体主義体制批判として1921年にSFとして書かれたものが、今、斉藤貴男さんの本などで紹介されるとき、ネオコンや極右ファシズム軍国主義の管理社会批判として読める。ということは、右翼・左翼にかかわらず、権力の独裁に対して、一人の人間がいかに人間の心を持って抵抗できるかを考えるときに必要な本だと思う。これは現代の、次のSFにも通じる。「我々はボーグだ。抵抗は無意味だ。」しかしセブン・オブ・ナインは、アニカ・ハンセンなのだ。現在、反戦運動に参加する時、私は、何に対して抗っているのかを、こういう本で確認したい。(2004/08/06)
  • 反戦エスペランチスト・長谷川テル作品集

    【著者】宮本正男編

    2004年7月3日(土)「文化と抵抗~季刊『前夜』創刊プレ集会」(http://www1.jca.apc.org/zenya/)で、高橋哲哉さんの話を聞いて、長谷川テルさんのことを知りました。第二次大戦中、満州から「対日反戦放送」をしたエスペランチスト。郭沫若(かくまつじゃく)も出てきます。また、ベトナム戦争の時代に、反戦エスペランチスト・由比忠之進も日本の首相官邸前で抗議の焼身自殺をした。フランシーヌの場合も1969年3月30日の日曜日、バリの朝に燃えた命ひとつ。命をかけて戦争に反対した人たちのことを、今の時代にこそ、もっと広く多くの普通の人たちに、わかりやすく身近に知って受け継いでいくことが大切だと思うのです。今、日本は戦時下だ、その危機感を持て。(2004/07/03)
  • ベトナムから遠く離れて

    【著者】小田実

    「アメリカはペトナムから手を引け!」の「ベ平連」の精神と手法を今のイラク反戦運動と日本の有事法制阻止運動に受けつぎ、ラブ・アンド・ピースだけでなく、反骨・反権力を身につけるために復刊してほしい。「アメリカも自衛隊もイラクから手を引け!」(2004/06/03)
  • カフカスの小さな国 チェチェン独立運動始末

    【著者】林克明

    チェチェンに独立を!(2004/05/30)
  • ベトナム帰還兵の証言

    【著者】陸井三郎訳・編

    車椅子のロン・コービックは、ベトナム戦争で両足と性的機能を失って、帰国後荒れまくりましたが、その後平和活動家になり、いま反戦デモの先頭を行進しています。「7月4日に生まれて」という映画になりました。私は両手ポリオの身障者。いま、日本の国内の障害者の福祉や教育がどんどん削られているのも戦争構造とうらおもて。日常生活で弱者や少数者を差別し排除する社会と、戦場での残虐性との関係を気付かせてくれるこの本が今こそ必要だと思います。どんな人間も同じ命、同じ人間として生きられる社会をつくりましょう。反戦を言うことがあたりまえの世界にしたい。(2004/05/24)
  • 地球憲法第九条

    【著者】チャールズ M.オーバビー

    障害者は平和でなければ生きられない。戦争を支持・放置しながら人道・福祉はインチキ。憲法九条が障害者を生かし、地球の全人類を生かす。(2004/03/24)
  • ビアフラ 飢餓で亡んだ国

    【著者】伊藤正孝

    去年2003年の3月30日が日曜日だったのに「フランシーヌの場合」の歌は思い出したのに、イラク戦争開始10日目だったのに、いよいよ有事法制が通される寸前の時だったのに、その歌の意味はわからず、戦争反対のデモや国会集会やワールドピースナウやいろんなとこへ行ってたのに誰も知らない。反戦平和の運動ではパソコンなしでは今は何にもつかめないということで半年前にパソコンをやり始めて、「フランシーヌの場合」を調べたら、これこそ今の世界の戦争体制を見事に嘆き悲しみ批判している唄でした。女学生フランシーヌ・ルコントが1969年3月30日の日曜日パリの朝に路上で焼身自殺したわけが、ベトナム戦争と、ビアフラの戦争と飢餓でした。それは、このサイトのこの本の解説にあるとおりの、大国の横暴と国連や世界の非力のせいで悲劇がおこったことを書いてある本だから、今こそ、フランシーヌもビアフラも思い出すべき語りつぐべき時だと思ったからです。一年遅れだけれど、今日もあの頃と同じ曜日です。曜日と日にちがずれたとしても、今は毎日が3月30日なのだから…。(2004/01/14)

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