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f.m.さんの公開ページ 復刊投票コメント一覧
復刊リクエスト投票
最近出ている邦訳書でも戦後ドイツのソ連占領地区(後のドイツ民主共和国)とドイツ社会主義統一党の成立を書く時の種本として使われている本なのに、キワモノの反共出版物紛いの邦訳をつけている。また著者が関わりを持った「自由ドイツ」国民委員会・ドイツ将校同盟での関わりも類書が少ない(知っている限りでは他にハインリヒ・フォン・アインジーデル伯爵とルート・フォン・マイエンブルクの著書くらい)。
1955年のドイツ連邦共和国で出版している関係上、当時のドイツ人読者に媚びている個所があるのが欠点と言える。
邦訳者は労農派でも当時のソ連やDDRなどについて詳しくないらしく、またロシア語は出来ないらしい。その上ドイツ語の固有名詞の日本語表記も独特で、他の本と参照するのが一苦労だ。出来ればロシア語が出来て、ソ連やDDRについて詳しい人による新訳が望ましい。この本で言及されている1955年当時のDDRでカザフスタンへ送られて、その地で没した事を公表しているのは白樺派が関わりを持った画家のフォーゲラーなのに、何の注釈がないので、分かる範囲の登場人物の簡単な略伝や組織の注釈は必要だ。
2023/01/01
最近出ている邦訳書でも戦後ドイツのソ連占領地区(後のドイツ民主共和国)とドイツ社会主義統一党の成立を書く時の種本として使われている本なのに、キワモノの反共出版物紛いの邦訳をつけている。また著者が関わりを持った「自由ドイツ」国民委員会・ドイツ将校同盟での関わりも類書が少ない(知っている限りでは他にハインリヒ・フォン・アインジーデル伯爵とルート・フォン・マイエンブルクの著書くらい)。
1955年のドイツ連邦共和国で出版している関係上、当時のドイツ人読者に媚びている個所があるのが欠点と言える。
邦訳者は労農派でも当時のソ連やDDRなどについて詳しくないらしく、またロシア語は出来ないらしい。その上ドイツ語の固有名詞の日本語表記も独特で、他の本と参照するのが一苦労だ。出来ればロシア語が出来て、ソ連やDDRについて詳しい人による新訳が望ましい。この本で言及されている1955年当時のDDRでカザフスタンへ送られて、その地で没した事を公表しているのは白樺派が関わりを持った画家のフォーゲラーなのに、何の注釈がないので、分かる範囲の登場人物の簡単な略伝や組織の注釈は必要だ。
2023/01/01
「歴史戦」なる陰謀論の旗手、産経新聞社がかつては中華民国総統府と一体になって国民党の立場から歴史を解釈しているという証拠物件という価値もあるが、少なくとも台湾にいた当時の関係者からの証言を使っているから。出来れば刊行後に公開されている両岸の史料や回想録などを使って補足してほしい。
2022/03/06
創価学会の通称「御書全集」は日蓮の遺文の配列が独特なので読みにくく、かつ編年体を採用している他の遺文集との対比がしにくい。その点、通称「編年体御書」は文字通りなので日蓮の思考の変化も合わせて読める点がある。「御書全集」に合わせる必要にしろ、目次だけでなく遺文の索引があるのも便利だ。
新版が出るので、仮に編年体が出たら、おそらく新版での編年体になるとは思う。
2021/11/14
邦訳聖書について書かれた本は海老澤有道の「日本の聖書」をはじめ、三笠宮崇仁親王が「古代オリエント集」に旧約聖書及び外典について寄稿したものを再録した「わが歴史研究の七十年」及び田川建三の「書物としての新約聖書」で言及されているが、この本が刊行された昭和58年までに公刊された聖書についての情報量が多い。
ただし田川建三が自分の書いたマルコ伝の注釈書に言及していないので「下劣な党派心」と非難しているように「聖書の世界」や「聖書外典偽典」など出版された時点で刊行済の本を含んでいないし、フランシスコ会訳の紹介が簡単過ぎるので大幅に増補して、新共同訳・聖書協会共同訳など昭和58年以降に刊行された聖書についても加筆してほしい。またエホバの証人の新世界訳のような翻訳も含めてほしい。この本の正教会訳は「日本の聖書」を引き写しているようなので新たに改稿する必要がある。
2021/11/14
邦訳聖書について書かれた本は海老澤有道の「日本の聖書」をはじめ、三笠宮崇仁親王が「古代オリエント集」に旧約聖書及び外典について寄稿したものを再録した「わが歴史研究の七十年」及び田川建三の「書物としての新約聖書」で言及されているが、この本が刊行された昭和58年までに公刊された聖書についての情報量が多い。
ただし田川建三が自分の書いたマルコ伝の注釈書に言及していないので「下劣な党派心」と非難しているように「聖書の世界」や「聖書外典偽典」など出版された時点で刊行済の本を含んでいないし、フランシスコ会訳の紹介が簡単過ぎるので大幅に増補して、新共同訳・聖書協会共同訳など昭和58年以降に刊行された聖書についても加筆してほしい。またエホバの証人の新世界訳のような翻訳も含めてほしい。この本の正教会訳は「日本の聖書」を引き写しているようなので新たに改稿する必要がある。
2021/11/14
張赫宙が「秘苑の花」を書く際に少なくとも李鍾賛少佐(後の韓国国防部長官)の出征祝いの講演に呼ばれた時からは面識がある趙重九元男爵から借りた本として書名が言及されている本。「秘苑の花」には「李王宮秘史」から借りている個所が登場人物の名前を含めて結構ある。
また第3次日韓協約で著者が旧韓国宮内部に就職してから韓国併合後の李王職に勤務した時に知り得た事柄は類書がないらしく、この時期の漢城・京城の宮中を書いた本には大体、言及されている。おそらくそれで韓国語訳が出ていると思う。
朝鮮新聞社の第2刷と第4刷を底本にしたぺりかん社の復刻版を所蔵。第4刷では削除された短文があるので、復刊する際には全て収録してほしい。
2021/11/14
張赫宙が「秘苑の花」を書く際に少なくとも李鍾賛少佐(後の韓国国防部長官)の出征祝いの講演に呼ばれた時からは面識がある趙重九元男爵から借りた本として書名が言及されている本。「秘苑の花」には「李王宮秘史」から借りている個所が登場人物の名前を含めて結構ある。
また第3次日韓協約で著者が旧韓国宮内部に就職してから韓国併合後の李王職に勤務した時に知り得た事柄は類書がないらしく、この時期の漢城・京城の宮中を書いた本には大体、言及されている。おそらくそれで韓国語訳が出ていると思う。
朝鮮新聞社の第2刷と第4刷を底本にしたぺりかん社の復刻版を所蔵。第4刷では削除された短文があるので、復刊する際には全て収録してほしい。
2021/11/14
皇族についてで言及される本が多いので、半分ぐらいは持っているが、復刊する時には新たに伏見宮博義王の伝記も復刻してほしい。
また軍人でも皇族でもないにしろ、図書寮や李王職が編纂した王公族の伝記を読みたいので復刻してほしい。「高宗実録」と「純宗実録」は学習院大学東洋文化研究所の「李朝実録」を所蔵しているので、それ以外の本。
2021/11/14
張赫宙(野口赫宙)が戦後30年に合わせて?発表した自伝的小説。主人公の龍が、どうして小説家になったのかが描かれていない(あるいは描けない?)という面はあるにしろ、作者が8月15日までをどう過ごしたのかが参考になる。「親日文学論」に引用されている個所と同じ事を触れているところもある。読むのに参考になる張赫宙の略伝や解説もつけてほしい。
出来れば韓国で韓国語訳が出ている「嗚呼朝鮮」と「無窮花」のような朝鮮戦争を題材にした作品も復刊してほしい。
2021/11/14
この本自体は日本語で読める類書がないという意味では貴重なので、そういう点では復刊してほしい。ただし、固有名詞の読みがドイツ語読みなのでロシア語やチェコ語などの読みに変えるか併記してほしい。また、ヴラーソフ将軍が捕虜収容所で勧誘した時に拒否された「ポネジェリン大将」は明らかに「勝利と悲劇」などに登場する「ポネジェーリン陸軍少将」なので、邦訳者がどこの誰か分からなかったにしろ、結果的に誤訳している場合など、他の本で分かる範囲で注釈をつけてほしい。
登場する人物の写真が一切掲載されていないので、登場する頻度が多い関係者の写真も掲載してほしい。
2021/11/14
ネーリングは「ヨーロッパ・ユダヤ人の絶滅」にあるようにチュニジアのユダヤ人を強制労働に駆り立てた将軍だが、著者は彼に謝辞を述べているので「指導部は兵たちにかくれて大量殺戮をなし、ユダヤ人を根絶し、かずかずの戦争犯罪を犯したのだ」と偽りを書いている。ヒトラーの誕生日にロードス島でパレードを実施したロードス突撃師団がロードス島のユダヤ人をアウシュヴィッツに送ったのを触れていないのと同じ。
それでもドイツで言うところの「零時」に向かう直前の戦いをドイツ人が書いて、まとまった量の本は類書は少ないかもしれない。
2021/06/17
独ソ戦(大祖国戦争)を書く際にはソ連に亡命したドイツ共産党員(「ホテル・ルックス」の著者のルート・フォン・マイエンブルクのようなオーストリア社会民主党員を含む)と赤軍の捕虜になったドイツ軍人の「統一戦線」である「自由ドイツ」国民委員会とドイツ将校同盟と同じくらいに重要なドイツ軍に協力した人々の歴史について、まとまって書かれた本は他にないと思うから。トールヴァルトの医術ものの本は新訳が出ているので、この本も出てほしい。
2021/06/17
どうせなら以前出た版みたいに男性の姓が性転換するような誤植が目につく新組みにするより最終版で訳し直してほしい。またネフスキーのような日本女性を妻とした日本学者でもある人やシチェルバツキーのような邦訳がある仏教学者といった人についてなど人名紹介は細かくつけてほしい。
本としての価値は言うまでもないが、アプルボームの「グラーグ」のように未だにボリシェヴィキの強制収容所の歴史を書くと彼女を「右派」だと見なす向きがいるには呆れた。
2021/06/17