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著者 | 権藤四郎介 |
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出版社 | 朝鮮新聞社 |
ジャンル | 専門書 |
登録日 | 2021/11/14 |
リクエストNo. | 71948 |
リクエスト内容
大正15年の純宗薨去で著者が明治40年の第3次日韓協約で旧韓国宮内部に就職してから刊行されるまで知り得た出来事を、検閲に通る範囲にしろ、書いた本。張赫宙が「秘苑の花」を書く際に使った本で、また韓国併合の直前から刊行された時点までの漢城・京城の宮中について書かれた本ならば大体言及される本なので、復刻してほしい。
大正15年の朝鮮新聞社版の重刷版とぺりかん社が第4刷を底本にした復刻版を所蔵。第4刷では削除されている短文があるので全て収録してほしい。
ぺりかん社の復刻版で解説を書いた人は著者が誰か分からない人物であるかのように書いているが、著者は農本主義者で5・15事件で逮捕された権藤成卿の実の弟。
投票コメント
全1件
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張赫宙が「秘苑の花」を書く際に少なくとも李鍾賛少佐(後の韓国国防部長官)の出征祝いの講演に呼ばれた時からは面識がある趙重九元男爵から借りた本として書名が言及されている本。「秘苑の花」には「李王宮秘史」から借りている個所が登場人物の名前を含めて結構ある。GOOD!1
また第3次日韓協約で著者が旧韓国宮内部に就職してから韓国併合後の李王職に勤務した時に知り得た事柄は類書がないらしく、この時期の漢城・京城の宮中を書いた本には大体、言及されている。おそらくそれで韓国語訳が出ていると思う。
朝鮮新聞社の第2刷と第4刷を底本にしたぺりかん社の復刻版を所蔵。第4刷では削除された短文があるので、復刊する際には全て収録してほしい。 (2021/11/14)
読後レビュー
NEWS
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2021/11/14
『李王宮秘史』(権藤四郎介)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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f.m.