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TexsansFanさんの公開ページ 復刊投票コメント一覧 5ページ

復刊リクエスト投票

  • 黒い地帯から

    【著者】ブッカー T. ワシントン

    ブラック・ライブズ・マターが盛り上がったおかげで、黒人運動への関心はかつてないほど高くなっていると思う。しかし、そうした中ではデュボイスやキング牧師など、一部の超有名人にだけ光が当たっているのではないか。アメリカの黒人たちが歩んだ多様で複雑な道に少しでも想像力を働かせられるように、ワシントンのように日本では無視されがちな人の本も読めるようにして欲しい。(2021/09/03)
  • 朝鮮詩集

    【著者】金素雲

    読んでみたいから(2021/09/01)
  • 異文化間交易の世界史

    【著者】フィリップ・カーティン

    著者は奴隷貿易史研究者として、英語圏では知らぬ者はいない存在。残念ながら彼の主著は日本語では読むことが出来ないが、この本もそうした大家が「交易」という人類史上重要な活動を世界史上に位置づけるようと試みた重要な書物。グローバル・ヒストリーが重要だ、と盛んに言われている今、興味を持った人がこの名著を読めるようにして欲しい。(2021/08/26)
  • 貧困の世界化―IMFと世界銀行による構造調整の衝撃

    【著者】ミシェル・チョスドフスキー

    現代が新自由主義の時代であると、学者たちの大方の意見は一致している(それを是認するにせよ弾劾するにせよ)。しかし、その具体的影響について考えようと思うと、以外に材料は少ない。本書は、「弾劾派」の立場からの書物ではあるが、「材料」として貴重な情報を多く提供している点で、これからもますます重要になるであろう。にもかかわらず、中古ですらほとんど手に入らないのは大きな社会的損失である。是非復刊を希望する。(2021/08/26)
  • ヌガラ 19世紀バリの劇場国家

    【著者】クリフォード・ギアツ 著 / 小泉潤二 訳

    民俗誌の古典であり、国家とはなにかを考えるに当たっても基礎文献をなしている。バリのことを知るためにももちろ使える。本書のような重要な本を、大学生でも手に取れるようにして欲しい。(2021/08/23)
  • パリ・コミューン

    【著者】柴田三千雄

    いまプルードンに注目が集まっているが、それならばパリコミューンを理解しなければならない。しかし、日本ではパリ・コミューンの歴史研究はさほど進展しているとは思えず、本書のような古典的著作に立ち返る他ない。手に入らないが!(2021/08/18)
  • 家父長制と資本制 マルクス主義フェミニズムの地平

    【著者】上野千鶴子

    マルクス主義やフェミニズムが誤解に晒されつづけるうちは、何度でも立ち返るべき著作。是非再版して欲しい。(2021/08/18)
  • 教育と選抜の社会史

    【著者】天野郁夫

    天野氏は、日本の高等教育を考える際の最重要の研究者である。せっかく文庫化したのだから、皆が手に取れるようにして欲しい。(2021/08/18)
  • 白さと想像力—アメリカ文学の黒人像

    【著者】トニ・モリスン

    トニ・モリスンの作品の多くは早川epi文庫で読むことが出来る。本書は、アメリカ社会、そして人種主義を女性作家の鋭い目を通して分析したものであり、作家の思想を知るためだけでなく、アメリア社会を、ひいては現代に潜む闇を考えるために必読である。こういう良書が、図書館に行けない人の手に入るようにしてほしい。(2021/08/18)
  • あま世へ: 沖縄戦後史の自立にむけて

    【著者】森宣雄、富山一郎、戸邊秀明

    随所で言及され、評価が高いと思われるのに、もはや中古しか手に取ることが出来ない。中古が法外な値段で売られているとは思わないが、若い世代も手に取りやすくして欲しい。沖縄の問題を沖縄「だけ」の問題にしないために!(2021/08/14)
  • 「近代」を支える思想―市民社会・世界史・ナショナリズム

    【著者】植村邦彦

    近代的概念についての良質の入門書としてたびたび紹介される本。そのような本をなぜ初学者が手に取れないような形にしておくのか。是非復刊を。(2021/07/06)
  • チベットの歴史と宗教―チベット中学校歴史宗教教科書― (世界の教科書シリーズ35)

    【著者】チベット中央政権文部省

    本シリーズはその地域の「標準的歴史像」を得られると同時に、それ自体歴史資料であり、さらには最も簡便な同地域の歴史入門書である。新版が出るならともかく、こういう社会的価値の高いものを絶やしてはいけない。(2021/06/29)
  • The Basic Words(ベーシック・ワーズ) A Detailed Account of Their Uses

    【著者】C.K.オグデン

    基礎資料は是非復刊を!(2021/06/29)
  • 暴力・戦争・リドレス―多文化主義のポリティクス

    【著者】米山リサ

    各所で引用されており、是非読みたい。よく引用されているということは、それだけ触発力のある著作だということであろう。またよく引用されるため、中古でも高値で取引されている。岩波書店にとっても「商機」なのではないのか。(2021/06/29)
  • 人間達(アイヌタリ)のみた星座と伝承

    【著者】末岡外美夫

    形ばかりの「伝統文化保存」のかけ声よりも、こういった歴史史料・民俗史料として価値のあるものを遺して欲しい。(2021/06/29)
  • 長い20世紀―資本、権力、そして現代の系譜

    【著者】ジョヴァンニ・アリギ

    資本主義の歴史を考える際、本書は基本書の一角をなしている。分厚く、読みこなすのは大変であるが、それだけ一層、手元において思考の糧としたい本である。資本主義を考えることの重要性は薄れないのだから、是非復刊して欲しい(2021/06/29)
  • アジア/日本 (思考のフロンティア)

    【著者】米谷匡史

    内に閉じこもりがちな「日本」という空間において、手ごろな価格で、しかし手頃とはとても呼べない範囲で思考を揺さぶってくれる好著。本書が社会的意義を失う時代はまだまだ訪れそうにない。是非復刊して、もう一度学ばせて欲しい。(2021/06/23)
  • フェミニズム (思考のフロンティア)

    【著者】竹村和子

    本書に限らず、岩波「思考のフロンティア」シリーズには良書が多いにもかかわらず、現在入手が困難なものがほとんどである。本書について言えば、よほど突っ込んだ話をしているのに、並の「フェミニズム入門」よりもフェミニズム思想の射程が明瞭にされている。是非本書を復刊して、私を含め後学の者が手に取って学び直せるようにして欲しい。
    なお、著者はバトラーの訳者としてもつとに知られており、思想の先陣を張ってきた人の遺した文章から学ばない手はない。(2021/06/23)
  • パブリック・ヒストリー入門

    【著者】菅 豊 , 北條勝貴

    今の世界を考えるためには、歴史を考えなくてはならない。その重要性は今日ますます高まっているにも関わらず、歴史学は一般人にとって敷居の高い学問である。パブリック・ヒストリーはそうした状況を問題視して誕生してきたのであり、本入門書の今日的意義も極めて大きい。2019年発売の本書が既に入手困難であることが、関心の高さを物語っている。是非、復刊・増刷して、多くの人が手に取れるようにして欲しい。(2021/06/23)
  • 植民地帝国日本の文化統合

    【著者】駒込武

    「同化」を分析概念ではなく、分析されるべき対象として設定し、多様な地域を横断しつつ歴史学が迫れるギリギリの点まで実証的な分析を行ったことで名高い名著。実際には岩波の「オンデマンド」で入手できるため「絶版」ではないが、1万2千円と、学生や一般人にはとても手の出ない価格である。どこの図書館にでも入っているわけではない。是非廉価版を出版し、多くの人の手に届くようにして欲しい。(2021/06/22)

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