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著者 | 竹村和子 |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784000264327 |
登録日 | 2021/06/23 |
リクエストNo. | 71410 |
リクエスト内容
性による不平等の是正はフェミニズムにとっての火急の要件である.だが,性差のカテゴリーを前提とした議論は,逆に男女の非対称性を強化し,様々な反動を生み出している.性差のカテゴリー自体の虚構性と,その2項を自明として稼働する現代社会に潜むイデオロギーを暴露することから,フェミニズムの新たな可能性を考える.
投票コメント
全1件
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本書に限らず、岩波「思考のフロンティア」シリーズには良書が多いにもかかわらず、現在入手が困難なものがほとんどである。本書について言えば、よほど突っ込んだ話をしているのに、並の「フェミニズム入門」よりもフェミニズム思想の射程が明瞭にされている。是非本書を復刊して、私を含め後学の者が手に取って学び直せるようにして欲しい。GOOD!1
なお、著者はバトラーの訳者としてもつとに知られており、思想の先陣を張ってきた人の遺した文章から学ばない手はない。 (2021/06/23)
読後レビュー
NEWS
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2021/06/23
『フェミニズム (思考のフロンティア)』(竹村和子)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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