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著者 | クリフォード・ギアツ 著 / 吉田禎吾 訳 |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784000047876 9784000047883 |
登録日 | 2002/01/19 |
リクエストNo. | 7435 |
リクエスト内容
ギアツ研究者によって、
「ギアーツの数多い著作の中で、解釈理論が最も鮮明に現れるのは『文化の解釈(学)』であって、それ以前のものは前駆的表現、それ以後のものは直接延長上の表現であると私は思う」と評される、ギアツ氏の解釈人類学の集大成ともいえる著作。
1960年代半ばまでの14本の論文と、新しく書き加えられた序章よりなる。
投票コメント
全82件
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ギアツの「原初的愛着」という概念を「私たちが個人として、また集団の成員として自分たちのエトニーやネイションの原初性に対して持っている信念や感覚」に着目したものとして、A•Dスミスが評価したように、『文化の解釈学』は文化人類学だけでなく、ナショナリズム研究の分野でも非常に重要な意味を持つ基本書と言えると思います。復刊を強く望みます。 (2019/05/25)GOOD!2
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文化人類学を勉強するうえで必ず必要なる文献であるのにもかかわらず、手にすることができないので不便です。図書館にもないところがよくあるので、勉強しようと思っても勉強できない人も大勢いると思います。私の大学の図書館にもないため、わざわざ隣県の県立図書館まで行って借りに行きました。 (2010/05/16)GOOD!2
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多くの大学で、教科書として使ったり、学生の宿題に読ませたりしていると思う。また、もともとペーパーバックなので図書館に入っている本も痛みがひどい。GOOD!2
にもかかわらず、買うためには数万円の古本しかない、というのはちょっとしゃれになりません。
売れることは確実なので、早く再刊して欲しい。 (2007/08/10) -
絶版と知って古書店等もあたりましたがなかなか出会えません。GOOD!2
クリフォード・ギアーツの邦訳文献では代表的な存在の本書、文化人類学のみならず政治学・社会学に関わる論考も多く、私にとってとても勉強になり、また面白かった本の一つです。「ヌガラ」も復刻したことですし、ぜひ復刊をお願いしたいです。 (2003/10/09) -
『ヌガラ』、『文化の読み方/書き方』(全米批評家賞受賞)など、GOOD!2
人類学において独創的な光を放つ著者の最も重要な文献が手に入らないことは、初学者にとって重大な問題です。
その問題意識は他著からの引用などを見る限り、現代においても非常に有益であると思われます。
古書として出回らないのも、基本文献としての価値を裏付けているといえます。
復刊を希望いたします。 (2002/01/19)
読後レビュー
NEWS
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2002/01/19
『文化の解釈学 1・2』(クリフォード・ギアツ (吉田禎吾訳))の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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子連れ獺