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洛陽さんの公開ページ 復刊投票コメント一覧 2ページ

復刊リクエスト投票

  • お伽の国の社会人

    【著者】尾辻克彦

    ラジオドラマの音源が残っていたら、CD付きで復刊して欲しいです。『朝のコスモス』が大好きでした。夫が四次元、妻が三次元、坊やが二次元で赤ちゃんが一次元、そこに異次元が出現して叫ぶ三次元、立ち向かう四次元……ラストの一言に感動しました。ほかに、桃太郎にこだわったシュールな連作。森と林が夫婦で、森がまるごと動いて山へ柴刈りに片道50年、林はまるごと動いて川へ洗濯に片道25年……と、こういう話が載ってる本です。こんな本が一つぐらい、大きな顔してまかり通ってたっていいじゃない?(2011/01/25)
  • 青い砂時計(柏原怜子作品集)

    【著者】柏原怜子

    こんな作品があったとは! 学年誌のはかなさを痛感します。学年や世代が違うと、どんな名作が掲載されても、読むどころか存在すら知らないままになります。普通の雑誌なら、時には世代を超えて情報や感動を共有できるのに。
    図書館の横断検索をかけてみると『青い砂時計』が掲載された号は、どこの図書館にも所蔵されていないようで、本当に幻の作品ですね。『読み物特集号』そのものが、ほとんど所蔵されていないです。
    とても読みたいです。雑誌作品の単行本化は前例がありますし、どうか、光を当ててください!(2011/01/21)
  • 植物の学名を読み解く

    【著者】田中學

    学名に興味があります。
    この本は知らなかったのですが、アマゾンのリンクを見るとプレミアム価格があまりにも高価なので、復刊リクエストに参加します。(2010/12/01)
  • トワイライト・サーガ 全2巻

    【著者】栗本薫

    三巻目が出たら天野さんが描くはずだったというゼフィールの後姿を見たいのです。
    栗本さんも知らない後姿の秘密「あっとおどろく真相」が明かされるはずでした。
    天野さんの中に構想があるのなら、復刻版に描いていただきたいです。
    二巻のあとがきに「第三弾のつもりはなかった」とありますし、栗本さんは、メモや草稿を書く時間があったら本文を書く人だったかもしれません。それでも、もし、三巻目に関するメモや草稿があったら、それも見せてください。
    代表作だけではなく、この地球に(!)こんな作家がいたということを、後世に伝えていくべきだと思うのです。(2010/11/11)
  • 星の街のものがたり

    【著者】別役実

    ずっと昔持っていたけれど、手放してしまいました。しかも、手放したのもずっと昔。

    『淋しいおさかな』の文庫版が出た時、『黒い郵便船』そして『星の街の物語』と三部作だから、順に文庫化されるものと、のんびり待っていたら、いっこうに出ないのでリクエストします。

    住宅事情と経済的事情と、重いハードカーバーを支える体力的事情から、文庫がいいなんて思ってますが、あのハードカバーの独特のデザイン、カバーをめくるとラシャ紙ぽい黒い背景に、いぶし銀のタイトル文字(だったと思うんだけど。白い文字だった?)の装丁は、残しておいてほしいなあ。(2010/11/04)
  • 黒い郵便船

    【著者】別役実

    青春の真っ只中にいた頃、別役実の無機質ぽい不条理な哲学的な世界を渇望するように何度も読みました。
    けれどいつか、「卒業のつもり」で別役氏の本をすべて手放しました。
    今になって、あの世界は本当はなんだったんだろう……と、もう一度読みたくてリクエストします。

    『淋しいおさかな』が文庫になった時、ハードカバーと同じデザインで、イラストも同じで、あとがきも同じで、一度手放した本がそっくりそのままミニチュアになって戻ってきたようで、愛しくて嬉しかったので、こちらも是非、同じ形式で文庫でシリーズとして出して下さったらとても嬉しいです。(2010/11/04)
  • 空中ブランコ乗りのキキ

    【著者】別役実

    小学校の教科書や試験に採用されているとは驚きです。
    別役実の物語は、ひとりでひっそり読むものだとずっと思っていました。
    あるいは幼子に読み聞かせるのは問題なくふさわしいお話です。
    けれど、小学生に模範的な感想を求めるには、別役実の哲学はあまりにも深いのです。
    子供の読者なら、この物語は「ただ読むだけ」にしておいて、読んで心に浮かんだ「いろんなたくさんのこと」を模範的な感想文にしないままでひっそりしまっておいて、大きくなってから不意に思い出したりするのがいいって気がします。
    そのために、この本は復刊してほしい。子供たちが教科書や試験ではなく、ひとりでひっそり、別役実の世界と出会うために。(2010/11/04)
  • おさかなの手紙

    【著者】別役実

    青春の真っ只中にいた頃、『淋しいおさかな』『黒い郵便船』『星の街のものがたり』を暗記するほどに読みました。
    なのに今は忘れてしまいました。あんなに覚えたのに。

    この本は知らなかったです。読みたいです。復刊してください!

    普通に増刷という形で出してくださることを切に望みます。
    復刊されても、古書のプレミアム価格より高価だったら悲しいです。
    そういうことがとっても多いので。
    普通の書店で普通の人たちの目に留まるように、普通に買えるように、普通に増刷を!(2010/11/04)
  • 三分間の宇宙 世界のSF作家からの贈り物100

    【著者】アイザック・アシモフ編

    ハードカバーのままでの復刊でなくても、文庫化という形でもいいです。
    なにしろ、文庫にならないまま絶版になってしまって。
    と言うか、この本の存在を知ったときは既に絶版で・・・
    『ミニミニSF傑作展』との同時復刊を希望しています。
    または、いっそ、2冊の合本というのもいいかも。
    読みたいなあ。(2010/10/29)
  • 時のかなたの恋人

    【著者】ジュード・デヴロー

    相当人気があるはずです。アマゾンのレビューでも、好評の書きこみがてんこ盛りだし。
    票が増えないのは、絶版になっていることさえ知られていないのかも。
    持っているのですが、読み返すたびにひたすら読んでしまいます。
    本棚の整理をしている時にはページを開かないように自粛しないと、
    作業をほったらかしにしてしまいます。ストーリーはわかっているのに。
    ありとあらゆる意味で、『小説』というものの面白さがぎっしり詰まった傑作です。
    中世イギリスの描写も時代考証が正確で、歴史好きの方も楽しめます。
    歴史が苦手な方も、こだわらずに楽しめます。
    解説に書かれている『Remembrance』も翻訳してほしいです。実はこれが本音だったりして。(2010/10/24)
  • 氷の城の乙女

    【著者】フィリス・アイゼンシュタイン

    この本が出て以来、パート3の『The City in Stone』があることを知り、翻訳が出るのを首を長くして待っていたのに、『妖魔の騎士』『氷の城の乙女』ともども絶版になっているんですね。
    こんないい本、絶版にしちゃいけませんよ。
    ファンタジーが受け入れられる時代になったのに、こういう根源的なファンタジーが消えていくのはもったいないです。
    ぜひ復刊してください。そして、『The City in Stone』も翻訳してください。もちろん、井辻朱美さんの翻訳で。このシリーズは、ほかの人の翻訳なんて考えられません。(2010/10/21)
  • 妖魔の騎士

    【著者】フィリス・アイゼンシュタイン

    ぼくの父は誰だ!? という、裏表紙の紹介文は、現代の日本が抱えている「ある問題」に通じるものを感じます。
    と、そう思うのは現代のご時世にたまたま符合するからで、本当はそういう理屈は抜きにして、ファンタジーとしての根源的な魅力に満ちた、すばらしい名作です。
    シリーズ3の『The City in Stone』を同じく井辻朱美さんの翻訳でぜひ出版して欲しいので、そのためには『妖魔の騎士』『氷の城の乙女』の復刊は必須と思います。(2010/10/21)
  • エルフランドの角笛

    【著者】井辻朱美

    この本は、全く見たことが無いので、ぜひ読みたいです。(2010/10/21)
  • ミニミニSF傑作展

    【著者】アイザック・アシモフ&バリー・N・マルツバーグ.編

    SFのデータベースをあれこれ検索していて、偶然、存在を知ったのが数年前。

    http://homepage1.nifty.com/ta/sfo/olander.htm#k02

    http://kdai-toshokan.web.infoseek.co.jp/olander.html#MINIMINISF

    なんという豪華なラインナップ。
    こんなすごい本、絶版になってしまうんですか。
    おかげで、とんでもないお宝価格になってますね。

    ハードカバーの復刻でも、文庫でも、なんでもいいから、復刊してください!!

    追記:上記のURLは、ひとさまのサイトです。
    勝手に引用してしまって恐縮です。(2010/10/19)
  • パルメランの夢

    【著者】井辻朱美

    この本は持っているのですが、リクエストに参加させてください。

    硬質で緻密な音のつらなる、時の裏側から響くような混沌とした音楽が聴こえて来るようで、奇妙に心地良いトウメイな淋しさが、全編を通して吹きわたっているのです。パルメランの奏でる水晶のハーモニカの音を、聴いてみたい。
    けっこう皮肉で苦い部分の多い話でありながら、決して重苦しい暗澹とした気持ちにはならない。奥深いところに地熱のような暖かみがあって、それはひたむきな激しさでもあり、無邪気なユーモアも少しあるように思えました。

    地学、天文、昆虫、植物、化石、鉱石、遺跡……などへのオマージュがちりばめられた物語です。古い迷信も伝説も含めて。

    こんな言葉がありました。
    『有機体だけが夢を見るわけじゃない』
    この言葉は、この小説の基調音で、井辻さんのすべての作品の基調音だと、無責任な読者である私は勝手に入れ込んでいます。本の帯にかかげたらいいと思うほど。
    できれば私ひとりではなく、もう少したくさんの人がこの本を読んで、入れ込んでくださると嬉しいのですが。(2010/10/12)
  • クレビックはげんきかい?

    【著者】那須田 稔

    リアルタイムで連載を読んでいました。雑誌は学年があがった時に全部処分してしまったので、物語は記憶の中にしかありません。
    主人公の少年(勉くん?)がフルートを吹くと、妖精クレビックと心で話ができるという設定が大好きで、フルートの音色を思い浮かべながらイメージを膨らませていました。おかげでフルートには随分憧れました。

    少しミステリータッチでもありました。
    一話完結の短編シリーズで、少年たちの身の回りで起きる様々な出来事に対して、妖精クレビックが勉の吹くフルートの音色に呼ばれて、勉だけに聞こえる声でささやきかけ、対話するのです。
    結果的には少年たちは自分たちの考えで行動して解決していくというもので、どれも心が温かくなるエピソードでした。
    マトリョーシカ人形が出てくるエピソードが印象的で、この章だけ今も良く覚えています。この物語でマトリョーシカ人形を知りました。
    連載終了後、単行本を書店で見つけた時、自分だけが知っている秘密の物語を横取りされたような気がして、悔しくて買わずにいました。今思えば、子供っぽい反抗心でした。買えばよかったなあと、余計に悔しい思いでいます。(2010/05/17)
  • そよかぜの木

    【著者】阿保美代

    一番の理由は、未読で持っていなっからです。
    本音は、持っている本でも復刊してほしいです。
    阿保さんの世界が大好きでした。
    今、どうされているのでしょう。
    知名度は低いけれど、好きな人にとっては絶対にはずせない、二人といない人材だと確信します。
    「心を洗う」という表現は死語に近いですが、こういう世界をうずもれさせないでほしいです。(2010/05/14)
  • 虹のかかる村

    【著者】木暮正夫(文) 黒井健(絵)

    最初のリクエストから時が過ぎて、最近判明したことなどを加えて書き直しました。
    書店で一度見て、たまたま一緒にいた父に「いい年して絵本なんか買うな」と阻止されて以来、後でこっそり買うつもりが見つからず、ずっと幻の本になっていました。絵本ですが、文学性の高い、イラストも奇跡のように美しい本です。最近やっと、図書館で見ることができました。総ルビで一見幼児向けに見えますが、それは、子供と大人が同等に読めるようにとの配慮だと思います。
    やなせたかしさん責任編集の「いちごえほん」で、1981年の秋に連載されていた作品の単行本だったのですね。私は、いちごえほんを1981年の春までは読んでいました。それと、最終巻だけ買いました。「虹のかかる村」の連載とは、数ヶ月の差ですれ違ってしまったようです。単行本化された絵本を見て強い懐かしさを感じたのは、いちごえほんの児童詩に添えられた黒井健さんの絵をすでに見ていたからだと思います。このたび図書館で実物に再会して、この絵本が素晴らしいという印象は、やっぱり変っていません。是非復刊をお願いします。(2010/05/06)

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