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著者 | 別役実 |
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出版社 | 三一書房 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
ISBNコード | 9784380772467 |
登録日 | 2005/04/04 |
リクエストNo. | 28608 |
リクエスト内容
別役実童話集のひとつ。4編のおはなしで成っていますが、どれも独特の世界が繰り広げられていて、不気味で不思議で、それでいて暗くせつないおはなしばかりです。
Iひろった話 IIうまにきいた話 III鏡の中の話 IV星の街のものがたり ・・・中でも「鏡の中の話」では、別役氏独特の視点からみた「眠り姫」や「ヘンゼルとグレーテル」等の童話の真実が語られていて、大好きでした。
投票コメント
全22件
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「黒い郵便船」「おさかな」「星の街のものがたり」いずれも文庫化でよいから再び発行してほしい作品です。かつて読んだけれどもう一度読みたいと思っている人、そしてこれらと出会うことで別役さんの作品を読んでみたいと思うようになる読者予備軍は少なからず存在すると思います。 (2014/02/17)GOOD!1
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ずっと昔持っていたけれど、手放してしまいました。しかも、手放したのもずっと昔。GOOD!1
『淋しいおさかな』の文庫版が出た時、『黒い郵便船』そして『星の街の物語』と三部作だから、順に文庫化されるものと、のんびり待っていたら、いっこうに出ないのでリクエストします。
住宅事情と経済的事情と、重いハードカーバーを支える体力的事情から、文庫がいいなんて思ってますが、あのハードカバーの独特のデザイン、カバーをめくるとラシャ紙ぽい黒い背景に、いぶし銀のタイトル文字(だったと思うんだけど。白い文字だった?)の装丁は、残しておいてほしいなあ。 (2010/11/04) -
小学生の時にどこで呼んだのかは覚えていないのですが読み、GOOD!1
この独特な暗い、寂しい、でも美しい世界にどっぷりはまってしまいました。
大人になった今、当時とは考え方も変わったと思うので、
もう一度読み返してみたいのです。 (2006/12/04) -
別役さんならではの恐怖とブラック・ユーモア、それから寂しさで満ちていますよね。人食いねずみの話は、「ねこのおんせん」に通じるものがあって興味深く読んでいたら、あんなラストにつながっていたなんて。高校の図書室で読んだきりなので、また読みたいです。 (2006/07/25)GOOD!1
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別役氏の童話には独特の世界観があって、読む人を別役ワールドに迷い込ませます。最初に読んだのが「コンセブリ島の魔法使い」。この本で別役ワールドの迷い人となってしまった私は古書店などで別役童話集を探して読みまくり、この本もそんな本の中の一冊です。現代の本にない、昔懐かしい「古き良き時代の一冊」として、是非、今の子供たちにも読んでもらいたいと思い、この本の復刊を希望します。 (2005/04/04)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2005/04/04
『星の街のものがたり』(別役実)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
ペリエ