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レビュー
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オールカラー版 世界の童話
元ネタとほぼ同じではないけれど
狼が謝っておばあさんが諭して(赤ずきん)、三男が役人に風刺以外の考えで泥を投げつけたり(のろまハンス)、セーラがパンを一つだけ買ったり(小公女)、井戸に落ちるのが悪い狼だったり(イソップ)、婆汁を食べるのがたぬきだけだったり(かちかち山)と元ネタと大幅に違っている展開もありますが、今の感覚との違いを知ったり楽しんだりする点では良い本だと思います。一方人魚姫のように海の泡になるだけでなく救いがあったりする原作にほぼ忠実なラスト、人物漫画ではなかなか描かれない秀吉と信長の出会いなども描かれていますから、単なる子供向けとは言い切れないところもありますが(2024/07/03)
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