栗平さんの公開ページ 復刊投票コメント一覧
復刊リクエスト投票
右翼の教祖としてのイメージの強い大川周明であるが、本書を読めば、学者として一級の人物であったことがわかる。中東から中央アジア、インド、チベットにいたるまでの西欧に侵略されている「亜細亜」の民族運動が精緻に描かれ、地政学のテキストとしても読める。戦前に書かれた本であるが、民族運動に与える共産主義およびイスラム主義運動の影響を分析した内容は、戦後から現代にいたるまでの国際情勢を予言しているかのごときである。特にアフガニスタンやイラクについて書かれた部分は、現代の情勢にそのままあてはまるようで、読んでいて驚いた。大川の描いた亜細亜復興の流れは、現代にも連続しているようだ。
2005/08/04
右翼の教祖としてのイメージの強い大川周明であるが、本書を読めば、学者として一級の人物であったことがわかる。中東から中央アジア、インド、チベットにいたるまでの西欧に侵略されている「亜細亜」の民族運動が精緻に描かれ、地政学のテキストとしても読める。戦前に書かれた本であるが、民族運動に与える共産主義およびイスラム主義運動の影響を分析した内容は、戦後から現代にいたるまでの国際情勢を予言しているかのごときである。特にアフガニスタンやイラクについて書かれた部分は、現代の情勢にそのままあてはまるようで、読んでいて驚いた。大川の描いた亜細亜復興の流れは、現代にも連続しているようだ。
2005/08/04
中国における反日暴動は、これまでの贖罪意識に捕らえられた日本の対中国外交を見直す機会となった。感情的に反発するのでもなく、情緒的に友好を唱えるのでもなく、冷徹に日本の生き残りをかけた21世紀の対中国外交を考えるために、有益な本。中国の対米交渉のプロセスを分析することで中国外交の行動様式を研究した内容となっている。現在絶版になっているため、原著を読んだが、広く読まれるために復刊を望む。
2005/08/04
最近完訳版のでた「紫禁城の黄昏」、「暗黒大陸中国の真実」とともに当時、満州国建国を肯定する英米人がいたことがわかる。しかし、国際世論として日本を擁護する声を高められなかった日本は戦略的に失敗したといえるだろう。自虐史観からの脱却や東京裁判否定の立場からとしてよりも、むしろ過去の失敗をかえりみるという意味で読んでみたい。
2005/05/11