しまさんの公開ページ 復刊投票コメント一覧
復刊リクエスト投票
人間の言葉は喋れないが、読み書き自由な牡猫ムルが、自伝を書いた。ところが、書いている途中に、ムルが遠慮なく破っては吸い取り紙にして原稿の間にはさんでいった楽長クライスラーの伝記まで一緒に印刷されてしまったから大変、猫と人間の伝記が交互に入り混じるという珍妙な書物が出来上がった。
2003/08/07
近世の哲学者のなかでもスピノザは決して多
くのテクストを残したとは言えない。当時は
準出版活動とみなされ文人たちのあいだで回
覧された「書簡」にしても、スピノザのばあ
い往信返信とも現在残るものは少ない。それ
でも、岩波文庫の『書簡集』は厚みで『神
学・政治論』、『エチカ』に次ぐ。論争上決
着の付かないの「穴」がスピノザにはいくつ
かあるが、この『書簡集』がなければさらに
多かったはず。難解さでは定評のある『エチ
カ』、意図的な「二枚舌」さえ指摘される
『神学・政治論』をおぎなう「第三の主著」
と言える。収録86通のうち49がスピノザから
の書簡。
2003/08/07
近世の哲学者のなかでもスピノザは決して多
くのテクストを残したとは言えない。当時は
準出版活動とみなされ文人たちのあいだで回
覧された「書簡」にしても、スピノザのばあ
い往信返信とも現在残るものは少ない。それ
でも、岩波文庫の『書簡集』は厚みで『神
学・政治論』、『エチカ』に次ぐ。論争上決
着の付かないの「穴」がスピノザにはいくつ
かあるが、この『書簡集』がなければさらに
多かったはず。難解さでは定評のある『エチ
カ』、意図的な「二枚舌」さえ指摘される
『神学・政治論』をおぎなう「第三の主著」
と言える。収録86通のうち49がスピノザから
の書簡。
2003/08/07
シュトルムの名作と言えば、恐らく「みずうみ」が真っ先にあがるでしょう。あの作品を読んで、なんともいえない溜息をつかれた方も少なくないのではないでしょうか。その作品と並んで、もう一冊の傑作として挙げられるのが本書「白馬の騎士」。
郷土文学の名手であるシュトルムの持ち味も遺憾なく発揮された作品です。その一方で伝説に題材を求めたところもあると聞き、人間の持つ深く、また暗い妖しさも湛えた優れた散文作品となっているのではないかと思います。
「みずうみ」の二番煎じを求める方にはシュトルムの他の作品をお勧めするべきだと思われますが、シュトルムのもう一つの魅力を知りたいという人には是非お勧めです。皆様のご協力お待ちしております。
2003/07/28
シュトルムの名作と言えば、恐らく「みずうみ」が真っ先にあがるでしょう。あの作品を読んで、なんともいえない溜息をつかれた方も少なくないのではないでしょうか。その作品と並んで、もう一冊の傑作として挙げられるのが本書「白馬の騎士」。
郷土文学の名手であるシュトルムの持ち味も遺憾なく発揮された作品です。その一方で伝説に題材を求めたところもあると聞き、人間の持つ深く、また暗い妖しさも湛えた優れた散文作品となっているのではないかと思います。
「みずうみ」の二番煎じを求める方にはシュトルムの他の作品をお勧めするべきだと思われますが、シュトルムのもう一つの魅力を知りたいという人には是非お勧めです。皆様のご協力お待ちしております。
2003/07/28
南山号は南方から中国・福州にむかう途中で、前甲板には200人の苦力(クーリー)をぎっしりと乗せていた。彼らは熱帯で数年働いて得たわずかなドルをもって故郷へ帰ろうとしているところだった。・・・やがて狂暴な台風が襲う。むかえうつのはマクファ船長。多くの秀れた海洋小説を書いたコンラッドの代表的中編のひとつ。
(岩波文庫解説総目録より)
2003/07/21
大変高価な本ではありますが,ヒューム研究の第一人者だった訳者による極めて詳細な註および解説が付いており,極めて有用な翻訳です.より手軽な岩波文庫版『人性論』(http://www.fukkan.com/vote.php3?no=2)の方も品切れ中なので,こちらのほうにも是非投票をお願いします
2003/07/21
大著『シンボル形式の哲学』から25年、アメリカに在って新し
い知的刺激を得ながら、その成果をとり入れて本書は書かれた。
学説の長々しい議論を避け、心理学、存在論、認識論の問題を明
瞭簡潔に論じ、神話と宗教、言語と芸術、科学と歴史を俎上にの
せて、自己解放の過程としての人間文化を総合的に分析する。
(本書表紙より引用)
2003/07/13