66 票
| 著者 | ジョン・ドス・パソス |
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| 出版社 | 改造社 新潮社 岩波書店 |
| ジャンル | 文芸書 |
| 登録日 | 2000/06/28 |
| リクエストNo. | 912 |
リクエスト内容
20世紀の始まりからの激動のアメリカの30年を十数人の登場人物を使って語る名作。
改造社・新潮社版: 並河亮 訳
岩波書店版: 渡辺利雄 平野信行 島田太郎 訳
投票コメント
全66件
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学生のとき、講義で原書を読まされましたが、いちばん研究のきちんとしてあるのがこの文庫本でした。あの新聞記事の細切れが《シカゴ・トリビューン》という新聞のどこから引用したか、第1部だけですが網羅してあります。GOOD!2
現代文学の成果としても、もういちどしっかりと読み直したい書籍だと思っております。 (2003/11/26) -
かっては、フォークナー、ヘミングウェイと並び称された作家ですし、この三部作は、サルトルも激賞した傑作だと思います。 (2025/09/27)GOOD!1
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サルトルの『自由への道』が影響を受けたというドス・パソスのU.S.A三部作が、現在は第一部の「北緯四十二度線」しか読めないというのは、何としても残念だ。三部作は日本の古本屋で3万3千円もするので、手に入れるのが難しく、また、図書館にもないので、ぜひ復刊してほしい。 (2025/09/15)GOOD!1
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もう30年以上前になりますが、岩波文庫でUSAが続けて1,2と刊行されました。その後何10年にもなりますが、全く続刊の気配がありません。そして、私は引越しなどのためにこの1,2巻さえもどこかへ行ってしまいました。もう何とか初めから読みたい一心です。特にニュースディールなどの新しい手法が特に印象に残っています。何とか復刊を願うや切です。それとあの時代のアメリカの健全さがうらやましい限りです。 (2007/04/25)GOOD!1
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最近アメリカ文学を古典から読み直している。ポー、ホーソン、メルヴィルからスタインベック、ヘミングウェイあたりまでを集中的に読んだ。そのうち読みかけのU・S・Aが押し入れから出てきた。途中にしおりが挟んであり、読みかけになっている。長編は一息に読まなければストーリーがわからなくなるので、普段、途中で止めることはしない。それなのにこれは止めている。なぜか。当時2冊で全巻と売っていたのを信じて購入したが、読み進むうち全部でないことがわかったからだ。一度思い出すと何としてでも読みたくなる。当然の欲求だ。 (2002/04/11)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2000/06/28
『U.S.A』(ドス・パソス)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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味鋺屋