hergaさんの公開ページ 復刊投票コメント一覧
復刊リクエスト投票
大本営中枢から、大日本帝国の国力凋落の実態を数字とグラフで徹底的に記録した、国家衰弱死への心電図。
事実を忘れ(あるいは見ようともせずに)先の戦争について勇ましき事を語りたがる輩が増えた現在、
国力についての事実関係を冷徹かつ性格に認識する/させるために、今こそ共有されねばならぬ幻の名著。早急な再刊が必要である。
…というか、支那事変最初の一年で、軍事費の粗方が弾丸代に消えるってどんだけだよ…
2010/03/05
私も読みたいのは山々なんですが…ここで書くのも難ですが、こればかりははっきり言って無理です。
1995年初頭から「神戸」を舞台にして「オウム真理教」を敵としたドタバタアクション小説の連載…中途で打ち切りますよそれは。危険すぎる。
あと十年もして、当時をまったくの歴史として振り返れるようになれば眼がない事もないでしょうが、それだと全くの別物になりますからね…
2008/09/30
日本の「架空戦記小説」という分野を完全に定着させた一作にして、大東亜戦争末期の日本が一体どういう国だったのかをフィクションとしては最も鋭く描いた作品。
これは電子出版で手に入ればいいという本ではない。是非とも紙媒体での復刊を望む。
(可能なら、執筆時存命のため仮名で登場し、その後亡くなった人物を、実名に戻した新装版を望みたい)
2006/09/12
「はじめに」より引用する。
わたしたちは(略)、打ち砕くべき悪しき現代の特徴を、つぎのようにいくつかの要素に腑分けしてみた。
まず流動性と変化を悪用しての無責任な捏造(ねつぞう)のたれ流し。
つぎには、はっきりとした筋書きが消えうせたノンイヴェント(無力な非パフォーマンスの氾濫)。すべてのモノや、あらゆるコトがいともたやすくイヴェント(パフォーマンス)になることができるために、かえってイヴェント(パフォーマンス)の衝撃力を失ってしまうあり方。
そして断片化。丸ごとの存在の消失のゆえの、意味のない単なる事実のつらなり。
仲間ばなれや、場所ばなれの放置。
おしつけを感じさせない巧妙なおしつけ。
非連想化の語呂合わせゲーム。
類型化した空想の単純な外化(つじつまあわせ)
…これらに明らかに当てはまる出来事に、ネット上、現実を問わずで遭遇した覚えが。誰しもあるのではなかろうか。これらに対処する最良のツールとして、『戦争論』が読み解かれる。
明確な左派である著者の政治的立場は脇に置き、この本は誰もが読まねばならない。必読の一著である。
2005/08/01
「はじめに」より引用する。
わたしたちは(略)、打ち砕くべき悪しき現代の特徴を、つぎのようにいくつかの要素に腑分けしてみた。
まず流動性と変化を悪用しての無責任な捏造(ねつぞう)のたれ流し。
つぎには、はっきりとした筋書きが消えうせたノンイヴェント(無力な非パフォーマンスの氾濫)。すべてのモノや、あらゆるコトがいともたやすくイヴェント(パフォーマンス)になることができるために、かえってイヴェント(パフォーマンス)の衝撃力を失ってしまうあり方。
そして断片化。丸ごとの存在の消失のゆえの、意味のない単なる事実のつらなり。
仲間ばなれや、場所ばなれの放置。
おしつけを感じさせない巧妙なおしつけ。
非連想化の語呂合わせゲーム。
類型化した空想の単純な外化(つじつまあわせ)
…これらに明らかに当てはまる出来事に、ネット上、現実を問わずで遭遇した覚えが。誰しもあるのではなかろうか。これらに対処する最良のツールとして、『戦争論』が読み解かれる。
明確な左派である著者の政治的立場は脇に置き、この本は誰もが読まねばならない。必読の一著である。
2005/08/01