10 票
著者 | ゲレオン・ゴルドマン |
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出版社 | コルベ出版 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784795281851 |
登録日 | 2004/05/28 |
リクエストNo. | 24358 |
リクエスト内容
昨年、86歳でお亡くなりになったゲレオン・ゴルドマン神父の自伝でもある本書は、著者が、フランシスコ会入会後にドイツ軍に召集され、ドイツ敗戦直前にアルジェの捕虜収容所内で神学の課程を終了前に、教皇の特別の計らいにより司祭に叙階されるという劇的な体験を綴ったもの。著者は、戦後、50年間、日本で宣教されました。(日本板橋教会主任司祭を24年間務めた後、宗教音楽研究所聖グレゴリオの家の創設し、滞日ちょうど50年めの1994年1月に故国ドイツへ帰国。)
投票コメント
全10件
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ドイツに住んでいる時に神父様と親しい友人から本を借り、一度読んだきりです。もう一度読んでみたいと思い調べたところ、中古本がかなりの高値で売られていることを知り、購入をあきらめた次第です。復刊されたらぜひ購入し、ゆっくり読みたいです。当時相当な衝撃を受けたことを覚えています。 (2012/12/08)GOOD!1
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ゲレオンゴールドマン神父様は世界的に有名な方で海外ではなおもこの本は売られています。神父様とは一緒に巡礼にも行き、聖書研究会で毎週御話を聞くことができました。聖書研究というよりも神父様の体験談でこの本のような話をもっとたくさん聞くことができました。神父さまに本にサインしてと頼むと作家気分でサインしてふざけてウインクして舌をだしたおちゃめな神父様の姿を思い出します。ほんとうにアイスクリームの大好きな優しい神父様でした。この本は本当に素晴らしい本です。第2次世界大戦という大きな困難の中で司祭として軍人として苦しんだ魂の記録です。ぜひ、日本語版が復活されますように願っています。 (2011/03/04)GOOD!1
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古本バザーでたまたま日本語版を入手して読みました。宗教色が強すぎて、一般受けはしないだろうな…というのが偽らざる感想です。でも、日本にも縁が深い神父様の自伝でもある事だし、このまま忘れられてしまうのはもったいないと思います。 (2008/07/12)GOOD!1
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著者の神父様は、私の所属教会の主任司祭でした。私は神父様がいらっしゃった時代には、信者ではありませんでしたが、そのお名前はよくうかがっております。GOOD!1
数奇に満ちた神父様の自伝、ぜひ復刊お願いいたします。 (2005/12/23) -
教会の図書室にあったので、日本語版を読みました(ラッキー!)すっごく面白いです。それでいて、神様がどんなに守っていてくださるか、感動的です。たくさんの方々が読まれたらいいな、と思います。 (2008/01/20)GOOD!0
読後レビュー
全1件
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感動した本。
わたしがこの10年で最も感動した本です。
全くの偶然でこの本を知り、ナチス親衛隊がなぜ司祭に?という
疑問から本を購入しました。
神父は日本のために40年も尽くしてくださいました。
クリスチャンでない私も心の底から神父に感謝し尊敬申し上げる次第です。もしもあなたが「人間の真実」を知りたいと願うなら,ぜひとも古書店でもネットでも探し尽くし、読むべきです。再販を強く願います。
神父は真面目な神学生で、二次大戦で
偶然ナチスの親衛隊に入ったのですが、その誠実さのゆえに
あちこちでぶつかります。
しかし、彼を信じ可愛がって来たシスターの力もあり、
更に「奇跡」としか言いようの無い出来事によって、ついに
司祭の資格をバチカンから得ます。(彼はヒトラー暗殺に関わったほどで、決してナチス信奉者ではありませんでした)
その信じがたい、しかし事実あった出来事を読むと,たいていの
戦争映画は色あせて見えます。
神父の体験を映画にしたら大ヒットは間違いないでしょうね。 (2011/12/15)
NEWS
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2008/08/08
40年にわたり日本で活動した1人の神父の、過酷で、奇跡に彩られた半生ゲレオン・ゴルドマン『死の影慰めの光 (旧タイトル:翼の影)』 (12票)復刊決定! -
2004/05/28
『翼の影』(ゲレオン・ゴルドマン)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
マリアジェンマ