41 票
著者 | 中山雅洋 |
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出版社 | サンケイ出版(現 扶桑社) |
ジャンル | 専門書 |
登録日 | 2002/12/29 |
リクエストNo. | 13913 |
リクエスト内容
中国側から見た日中戦争・航空戦史です。
軍閥の台頭、国民党・共産党の分裂などの社会情勢の中、
劣悪な航空機材で戦い抜いた中国パイロットたちを描いた力作。
資料の多い対アメリカ戦争に比べ、知られることの少ない中国との航空戦史として、内容的にも面白く読めます。
投票コメント
全41件
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発売当初、書店に平積みされた本書を手にとりましたが中学生の小遣いでは高価だったのと、当時は興味がそれほどでもなかった事もあり、つい買いそびれてしまいました。GOOD!1
店頭からみえなくなった後、図書館で借りて読みましたが、24年経った現在でも日中戦争における中国空軍の実像について書かれた書物で、これ以上優れた本は出てきていないと思います。
飛行機趣味にドップリ漬かってしまった現在、ぜひ手元に置きたいと切に願っておりますので、投票させていただきます。 (2006/06/17) -
マイナーな戦史は本になっているというそれだけで価値があるかと。GOOD!1
実は中国空軍が結構強かった、というのは多くの人にとっては以外
なのではないでしょうか。
「中国的天空」というタイトルが好きです。
美しいというかなんというか。 (2005/10/15) -
第二次世界大戦史についての情報は、残念なことに我が国においては、手目味噌のモノか、米・英・独・ソと言った欧米の大国のモノに限られ、その情報だけに頼っているため、いつの間にか、戦史の「見方」が構造化されています。これは大変危険なことであり、また残念な事です。その点この著作は軍事大国とは言えない中華民国の空軍史を扱っており、同著者の小国フィンランド空軍史と合わせて読む事で、既成概念の脱構造化が可能となる優れものであります。 (2005/05/21)GOOD!1
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不確実な情報ばかりが感情的な言辞をもって流布され、なんとなGOOD!1
く情報操作されちゃってる感をみんなが感じている昨今、中国も
の、特に、両国のこれまでの関係史における、“実はこんなだっ
た”的な本は、これから、左右ノンポリ問わず読まれるでしょ
う。なので、定番になる可能性大と思われ。復刊きぼんぬ。 (2005/05/21) -
太平洋戦争で敵となったアメリカ空軍に関する書籍がいくらでも入手できるのに、これに重大な影響を与えた日中戦争初期の敵方である中国空軍についてのまとまった資料は、本書を置いてありません。GOOD!1
本来ならとっくに文庫化されてなくては行けない本なのですよ。 (2005/05/21)
読後レビュー
NEWS
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2007/08/30
復刊!中山雅洋『中國的天空 沈黙の航空戦士【上下】』 -
2002/12/29
『中国的天空 沈黙の航空戦史』(中山雅洋)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
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