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心理療法の光と影 援助専門家の<力>

心理療法の光と影 援助専門家の<力>

  • 著者: A・グッゲンビュール=クレイグ 著 / 樋口和彦 安渓真一 訳
  • 出版社: 創元社
  • 判型: A5
  • 頁数: 208 頁
  • ISBN: 9784422114903
  • ジャンル: 専門書
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商品内容

援助専門家のための必読文献、待望の復刊

なぜ人は、人を助けようとするのか。なぜ、善意の援助が人を傷つける結果を招くのか。ユング心理学の立場から、援助する人とされる人の間に起こるダイナミックス(力の関係)を解明し、援助専門家の内に潜む<影>や<悪>の問題に鋭い光をあてる。医師、ケースワーカー、カウンセラー、看護師、教師、牧師など、あらゆる援助専門家の必携の書。

▼目次
はじめに「悪より救い出したまえ?」
ソーシャル・ワークと審問
精神療法家--いんちき医者、偽りの預言者
分析家と被分析者(アナリザント)の最初の出会い
治療関係はファンタジーである
分析家と被分析者の分析以外の生活
性と分析
同性愛に対する有害な不安
おもねり へつらうものとしての分析家
意味を追求することの濫用
力をもった医者と子供のような患者
「治療者―患者」元型と力
元型の分裂
分裂した元型を力によって結び合わせること
医者、精神療法家、ソーシャル・ワーカー、教師
影、破壊性、そして 悪--人は人にとって狼である--
分析は失敗するものと運命づけられているのであろうか
分析は助けにはならない
エロス
個性化
孤立無援の精神療法家
再びエロスについて
訳者あとがき

▼著者プロフィール
A・グッゲンビュール=クレイグ
1923年生まれ。スイスのチューリッヒ大学医学部で精神医学を修めた後、精神科医、分析家としてチューリッヒで開業。C・G・ユング研究所の所長を勤め、ユング派分析家として活躍した。本書の他にDie Ehe ist tot-Lang lebe die Ehe(邦訳『結婚の深層』)などの著書がある。

樋口和彦(ひぐち かずひこ)
1927年横浜に生まれる。同志社大学神学部・大学院神学研究科修了。米国アンドヴァー・ニュートン神学校よりS.T.M.(神学修士)およびD.Mim(神学博士)。京都文教大学教授。深層心理学、宗教心理学専攻。C・G・ユング研究所にて在外研究。1983年、ユング派精神分析家の資格を取得。
主著『ユング心理学の世界』(創元社)1978、共著『生と死の教育』(創元社)1985、訳書ユング編『人間と象徴』(共訳)(河出書房新社)1972、『結婚の深層』『自殺と魂』(共訳)(創元社)など。

安溪真一(あんけい しんいち)
1946年富山県生まれ。1970年京都府立医科大学卒(精神医学専攻)、1972年から樋口和彦教授より教育分析を受ける。1981~1985年、チューリッヒ、ユング研究所留学。1985年11月、ユング派分析家資格を取得。分析心理クリニック(京都)、宝塚三田病院医師。

読後レビュー(1件)

  • 患者の立場から

    大絶画 2019/03/12

    本作は主にカウンセラー(心理療法家)の立場から書かれていますが、患者の立場で読んでも有益だと考えます。
    本作にはカウンセラーに限らずソーシャルワーカー、ひいては弱者と向き合う人たちが陥りやすい様々な事例が紹介されています。
    それは患者にとっても他人ごとではないでしょう。

    私は足掛け3・4年カウンセリングを受けていました。
    詳細は省きますが、当初は効果も高く自分でも「治ってきた」という実感があったのですが、徐々に通院することが苦痛になっていきました。
    そこで数か月中断してはまた通院して…をくり返し、2年前のカウンセリングを最後に現在は通院していません。
    完治したのか断定はできませんが、現在は多少の波はあるものの出勤日に出勤し、定時まで働けています。

    あの時、私に起こったことを考えるならカウンセラーに「いんちき医者」の影を見ていたのかもしれません。とにかく「なぜ私がこんなに苦しいのに気付いてくれないのか」・「わざと治療を長引かせているのではないか」という気持ちでいっぱいでした。
    いまだったら別の観点から見れるかもしれません。

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    心理療法の光と影 復刊リクエスト

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復刊投票時のコメント(6件)

放送大学 科目 「心理カウンセリング序説」の放送授業の中で紹介されていました。 まだ勉強中の身ではありますが、使われている言葉も分かりやすく、オーディオブックでも欲しいと思いました。 中古価格も非常に高価ですし、身近な図書館では蔵書に無くて、大学の図書館で閲覧して読みました。 発行年は古いですが、内容は、現在でも全く古びて感じません。 再販を強く希望します。 (2018/07/02)

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mk

mk

放送大学授業「心理カウンセリング序説」で推薦されています。絶版で古書取引価格が8000円前後と高額です。 図書館で借りて読みましたが、ぜひ手元に置いておきたい内容でした。1980年代に書かれたものですが、深い洞察と示唆、専門職への警鐘に満ちています。 復刊すれば、多くの学生が手にする機会となるでしょう。よろしくお願いします。 (2018/04/14)

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心理やカウンセリングの勉強をしていると出てくるタイトルです。先日、放送大学の講義でも出てきました。もっと手軽に手に入れられるよう、復刊を希望します。 (2017/06/12)

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援助職なので、ぜひ読みたいです。白い巨塔にならないために…。専門家の方もよくオススメしてますよね〜 (2017/06/12)

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心理学を勉強するものにとって必読書。この書籍を探している心理臨床家は非常に多い。現代でも復刻しても必ず売れる書籍だろう。 (2013/04/09)

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2018/12/11
『心理療法の光と影 援助専門家の<力>』復刊決定!

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