増補新装版 農学の思想 マルクスとリービヒ
椎名重明
著者 | 椎名重明 |
---|---|
出版社 | 東京大学出版会 |
判型 | 四六判 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784130065252 |
商品内容
有機農業を破壊した元凶として不当におとしめられたリービヒをマルクス的理解にもとづき再評価する。
「有機農法」に対する関心の高まりとそれと裏腹の関係にある農薬・肥料公害、自然破壊の問題に、あるべき農学を提起する。
あらたに「補論 マルクスの自然概念・再考」を増補する。
「有機農法」に対する関心の高まりとそれと裏腹の関係にある農薬・肥料公害、自然破壊の問題に、あるべき農学を提起する。
あらたに「補論 マルクスの自然概念・再考」を増補する。
読後レビュー
復刊投稿時のコメント
全4件
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環境倫理をきちんと自然哲学的に理解する上で参考になると思うので、復刊を望みます。 (2011/01/27)GOOD!0
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自然と人間との関係を根本的に見直すべき時に来ていると思うので,そのための基本的視座を考えるための重要文献の一つと思って古本屋を探してきたが,一向に見当たらない。 (2010/10/13)GOOD!0
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今はどこを探しても見つからない、古本は高い。 (2009/05/27)GOOD!0
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近代農芸化学の父とされるリービヒがマルクスに与えた影響は非常に大きなものがあります。マルクスを単純な生産力主義者、産業主義者と見なす議論には依然として根強いものがありますし、リービヒ自身を化学肥料礼賛者と決め付けた議論も見受けられます。しかし、本書は、リービヒの研究の農業、環境問題への最大の貢献は何か、マルクスがそこから汲み取ったものは何かという問題を徹底追求し論壇の通念に挑んだ痛快な一書です。細部の議論は古くなったところがあるかもしれませんが、物質循環の視点から農業、環境問題を考える際には必読の古典的文献であると考えます。 (2006/01/12)GOOD!1
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