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日本の家郷

福田和也

1,540円(税込)

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日本の家郷
著者 福田和也
出版社 洋泉社
シリーズ MC新書 034
判型 18cm
頁数 184 頁
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784862483294

商品内容

著者は、彷徨の果てに幻影としての日本を見た倭建命、出発も到着も奪われた「くらい」小説を書き続けた徳田秋声、覗き穴の向こうに彼方を見出した永井荷風らの彷徨に家郷を見る。「みやび」を「離宮」に囲った後水尾院と、その美意識を受け継いだ荻生徂徠、本居宣長に対し、連鎖、生成、流離としての「日本」を再興し、過程としての古典を認識するための新しい国学を求める。西欧と対峙して文明開化に絶望した横光利一、「何処でもない場所」への情熱につかれたモダニストとしての保田與重郎、そしてモダニズムの帰結としての日本を追求した萩原朔太郎らの凝視した、「虚妄としての日本」を見据える。三つの小説論、古典論、批評論から、「日本」が顕れる。三島由紀夫賞受賞作品。

目次



第1章 日本の家郷?彷徨の様式としての近代小説 小説論
第2章 生成する日本?文学という離宮 古典論
第3章 虚妄としての日本?モダニズムの地平と虚無の批評原理 批評論

著者情報



福田 和也(フクダ カズヤ)
1960年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科仏文学専攻修士課程修了。慶應義塾大学環境情報学部教授。文芸評論家。著書に『甘美な人生』(新潮社、ちくま学芸文庫、平林たい子文学賞受賞)、『地ひらく』(文春文庫、山本七平賞受賞)、『悪女の美食術』(講談社、講談社エッセイ賞受賞)など多数。『日本の家郷』で、三島由紀夫賞受賞

※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです

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読後レビュー

全1件

  • ポストモダン日本の活路

    空虚の中を、終着点がない道を、杣径を、ひたすら歩き続けること。そのプロセスのなかにこそ「日本」があるということ。それこそが帰郷であること。社会学的ファシズムに絡められないためには、ナショナルなロマン主義に堕さないためには、この「日本」を今一度見つめなおすこと。モダニズムの極限に現れる空虚の日本を考えるに非常に有用な一冊です。 (2016/02/20)

    GOOD!0
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復刊投稿時のコメント

全5件

  • 著者の論壇を舞台にした活躍は、その筆量もありめまぐるしいものがありますが、ご本人にとっても、また読者にとっても、福田和也の本業は文芸批評です。月に一冊出るかというペースで著者は多作していますが、いざ、その彼の本質をうかがわせる文芸批評を読もうとすると、その量は実はけして多くはない。
    初期に書かれた彼の文芸批評の仕事のなかには、その多大な功績にもかかわらず、現在手に入りにくくなっているものが少なくなく、インターネット上のオークションや古書屋では一冊1万円ほどの値段がつけられていたりすることもあり、このような形の希少本というものを出さないのが、本来の出版事業のあるべき形だと一読者として愚考します。
    なにがしかの崇拝者を出すということは、彼が今日もあらゆる雑誌に文を書けば書くほどに、需要も静かに確実に増えて行くたぐいの本であるという証左です。けして、広く万人に読まれる本とは言いがたいかもしれないけれども、このような本こそ大事にしてほしい。復刊を心から希望しています。 (2007/04/11)
    GOOD!1
  • 福田和也の主著。ぜひ読みたい。入手できないのは残念。 (2006/01/16)
    GOOD!0
  • すき (2005/11/27)
    GOOD!0
  • 若き日の福田和也の相貌が伝わる文芸批評集。かなり真面目な内容で読み応え抜群。私は古本屋で買ったため、新刊で絶版になっているとは思わなかった。ぜひ復刊して欲しい。名著です。 (2004/09/13)
    GOOD!0
  • 現代日本文藝の最重要批評家の文壇デビュー作であり、かつ最高傑作でもある。 (2004/05/01)
    GOOD!0

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