復刊ドットコム

新規会員登録

新規会員登録

V-POINT 貯まる!使える!

5,500円以上で送料無料
3,850円(税込)

理科系の文学誌 新装版

荒俣宏

3,850円(税込)

(本体価格 3,500 円 + 消費税10%)

配送時期:3~6日後

Vポイント:35ポイント

この商品は現在販売中です

数量: 在庫数:在庫僅少

ご注文のタイミングにより品切れの場合がございます

お気に入りに追加

得票数:4票
理科系の文学誌
著者 荒俣宏
出版社 工作舎
判型 A5変
頁数 444 頁
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784875025764

商品内容

「科学こそが幻想である」。荒俣宏が、ニュートンやJ・G・バラード、P・K・ディックなどSF・幻想文学を科学の眼で読み解いた初期の傑作を、40年の時を経て待望の復刊!
文学を科学の言葉で語り、SFのまやかしと限界と不誠実さを明かしつつ、その未知の可能性を探る。

▼目次
プロローグ 宇宙文学の系譜
PART1 言語の宇宙へ

--ケースI『バベル-17』
--ケースII『ガリバー旅行記』
--ケースIII『山椒魚戦争』
PART2 物質の未来を求めて
--ケースI『結晶世界』
--ケースII『時の凱歌』
--ケースIII『エントロピー』
PART3 生命圏科学異聞
--ケースI『エレホン』
--ケースII『闇の左手』
--ケースIII『地球の長い午後』
PART4 二十世紀の展望
--ケースI ロシア=ソヴィエト
--ケースII イギリス
--ケースIII アメリカ
--ケースIV 日本
PART5 函数関係としてのSF
--ケースI 作品〈非(ナル)A〉
--ケースII 生物学戦争
--ケースIII 文学建築論
エピローグ 高い城の男、あるいは東西の融合

▼著者プロフィール
荒俣宏(あらまた ひろし)
1947年生れ、蟹座。慶應大学法学部卒業後、某企業のコンピュータ・ルームへ「遺憾ながら」配属。その間も、学生時代から行ってきた幻想文学の翻訳を手がけ、〝別世界通信〟を発信しつづける。1976年には、 紀田順一郎と共同編集の『世界幻想文学大系』で日本翻訳出版文化賞、初の長編小説『帝都物語』で日本SF大賞、『世界大博物図鑑』ではサントリー学芸賞を受賞。編著作書・翻訳書は400冊を超え、現在も、多分野多方面で活躍中。世界妖怪協会会員、京都国際マンガミュージアム館長、世界遺産熊野本宮館名誉館長。

関連キーワード

キーワードの編集

読後レビュー

レビュー投稿はこちら

復刊投稿時のコメント

全4件

  • 荒俣宏氏のデビュー作。
    ぜひとも読んでみたいが古書が高価になりつつ手が出ない。 (2013/05/13)
    GOOD!0
  • そうそう、絶対忘れちゃいけないのが荒俣宏の『理科系の文学誌』。これにはすさまじい影響を与えてもらってます。同じ小説やSFを読むにしても、表現や心理を云々するのではなくて、世界の捉え方の反映として小説を読む。無茶苦茶な深読みができるんですよ。ここまでヘンな形で深読みして書いてしまった人は他にいなかったし。衝撃の一冊でした。しばらく前に翻訳が出たハラルド・シュテュムプケの『鼻行類』を紹介したのもこの本。こういう高度なユーモアがあったのも魅力でしたね。 (2010/06/20)
    GOOD!1
  • ぜひお願いします (2009/10/21)
    GOOD!0
  • おもしろそうなので読みたい。 (2009/02/10)
    GOOD!0

おすすめ商品

V-POINT 貯まる!使える!