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新版 KATAN DOLL fantasm

天野可淡 吉田良

3,080円(税込)

(本体価格 2,800 円 + 消費税10%)

配送時期:2022/10/上旬

Tポイント:28ポイント

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得票数:350票
Katan doll fantasm
著者 天野可淡 吉田良
出版社 エディシオン・トレヴィル
判型 A5 ハード
頁数 80 頁
ジャンル 専門書

商品内容

『KATAN DOLL fantasm』は『KATAN DOLL』刊行から約10ヶ月後の1990年8月に刊行された。
本書では球体関節人形にとどまらず、舞台で使用するための仮面やヨーロッパの古典絵画に着想を得たモンスター、クリーチャーなど奇想にみちみちた造形作品も収録され、可淡の創作活動の幅の広さをかいま見ることができる。(『KATAN DOLL』には油絵作品が収録されている)

そして可淡はこの本刊行のわずか三ヶ月後、バイク事故で帰らぬ人となってしまった(収録エッセイのなかで、まるで事故を予見するかの記述を残している)。

生前可淡は、「たんにかわいいと一方的に愛される対象ではなく、人を愛し、人に話しかけ、ときには謎をかける人形をつくりたい」と語っていた。『KATAN DOLL』および『KATAN DOLL fantasm』に収められた人形たちはいずれも妖しくかつ可憐であり、また官能的でありながら高潔でもあるような極めてアンビバレントな存在、まさに謎にみちた魔性の存在としてわれわれの前にたちあらわれる。

可淡という天才ドール・アーティストの80年代を一気に駆け抜けた閃光のような創作活動を凝縮した吉田良一撮影になる二冊は、日本の球体関節人形、創作人形の歴史を語る上でも決して欠くことができない貴重なドキュメントなのである。

◆初版本との違い(承前)

『KATANDOLL』と第二作品集『KATAN DOLL fantasm』の二冊は、天野可淡、吉田良一が直接作品の選択や構成にも関与した。したがって故人の制作意図に配慮し、基本的に旧版の写真構成と小型判ハードカバーの写真集で、という当時の可淡氏の希望を踏襲した。

他方、吉田氏と協議の上、旧版の四六判フォーマットでは写真のレイアウトが小さいことからA5判にサイズアップをはかり図版の拡大や写真の再現性の向上など新版での改善点も指摘され、最新の印刷製版技術を活かした写真図版の新規スキャニングを選択することにした。

ただし問題点も存在する。吉田氏が保管するオリジナル・ポジが各巻数点逸失しており、残念ながら完全同一の写真構成は断念せざるをえなかったことだ。
これに対しては別カットを用意し、また図版の増補頁を設けることにし、人形作品を多角的に鑑賞できるよう配慮した。実際制作コストの面から当時頁数を64頁に抑えていた事実もあり(『fantasmは74頁』)、今回2冊とも80頁まで拡張した。
天野可淡エッセイはいずれも再録。また旧版では収録されていなかった協同制作者であり撮影者であった吉田氏に当時をふりかえったエッセイを2冊にわたるかたちで寄稿していただいた。

デザインは天野氏のご遺族らの希望からミルキィ・イソベ氏を指名、あらたな装幀を纏う。








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読後レビュー

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復刊投稿時のコメント

全349件

  • 前回の復刊時に間に合わなかった
    (まだ興味を持っていなかった)ので。 (2014/04/22)
    GOOD!0
  • 可淡ドールにいつでも好きなときに会いたいから (2007/06/10)
    GOOD!0
  • 人形という人工的造形のなかに、動物性が排除された至高の美しさを感じるのです。 (2007/06/08)
    GOOD!0
  • 人形作りの資料に。 (2007/05/29)
    GOOD!0
  • 渋谷「マリアの心臓」にて、可淡さんの創りし娘たちに会うたびに、自分の所有物として、この子達を眺めたいと思うのですが、それは叶わぬこと、せめて、写真だけでも。 (2007/05/17)
    GOOD!0

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