| 著者 | かこさとし |
|---|---|
| 出版社 | 復刊ドットコム |
| 判型 | A4、上製 |
| 頁数 | 80 頁 |
| ジャンル | 児童書・絵本 |
| ISBNコード | 9784835442181 |
かこさとしの絵も細かいところまで再現されていて 奈良時代にタイムトリップした気持になる学習絵本です。
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コンテストのお知らせ
かこさとし絵本復刊記念レビューコンテスト
絵本ためしよみサイト「絵本ナビ」にて、『うさぎのパンやさんのいちにち』『たろうがらす じろうがらす』ほか全5作品のレビューコンテストを実施中!入賞者には、非売品のオリジナル賞品をプレゼント! ぜひご参加ください。
期間2021年7月15日(木)~2021年8月11日(水) 終了しました
かこさとし絵本復刊記念レビューコンテスト 入賞レビュー
思い出の1冊
小学生の頃図書室でこの本を読んだときに、あの大きな大仏さまがどうやってできたかを知った時の驚きは今でもわすれられません。小学2年生の息子は歴史好きで、私よりくわしいくらいなのですが、この本が復刊しているのを知り、うれしくなって息子にプレゼントをしたところ、とってもいい顔をして読み込んでいました。夕食後から寝るまで手放さない日々が続きました。大人が読んでもおもしろく、しっかりていねいに書かれているのに、やさしい文体で子どもも大人も夢中になって読んでしまいます。大学で歴史を学んでいた夫も、息子が寝た後に、じっくり読み込んでいました。我が家の大事な1冊です。復刊してくれてほんとによかったなと思います。
うめちびさん(絵本ナビより)
守り守られて残る
コロナ禍、近年続く自然災害、近隣国との軋轢…聖武天皇が憂えた危機感もこんなふうであったのだろうかと想像します。
今日でさえ大きな橋や超高層ビルを見るとどうやって造るのだろうと感心しますがコンピュータも重機もなかった天平のむかしによくもまあこんなに大きな仏像を! と感嘆せずにはいられません。
君麻呂という偉大な設計者がいたこと周りに土を積み上げ炉を移動しながら青銅を流し込んだり頭部と手は別に作って鋳カラクリ法でつなげたこと等々「なるほどそうやって」と頷くことばかり。
日本史の教科書には743年大仏造立の詔が出され752年に開眼供養の儀式が行われたことのみ載っていましたがその後、頭がとれたり、大仏殿が焼失したり修復や修理、再建を繰り返して現在に至っていたのだと知りました。建立されてから1300年もの間かわらず人々を守ってくださってきたということであり大仏さまもまた人々によって守られてきたのですね。
青春時代、一目惚れした仏像があります。深い黒、限りなく慈愛に満ちたお顔―中宮寺の弥勒様。吸い込まれそうになった記憶があります。
半世紀が過ぎ、親友からその弥勒様に魅せられたと先日、便りが届きました。私が出会った50年前からずっと同じ姿で私達を包んでくれていたのだ、いや実は50年どころか飛鳥時代からずっと人々の心を救ってきたのだと思い至りました。そして私達がいなくなってからもかわらずに人々を癒し続けるのだと。
だから『ならの大仏さま』の中の「大仏建立に関わりをもった人はつぎつぎに歴史から消えてゆきましたが、大仏は残ります。」の一節に感じるものがありました。
消えてはゆきますが、関わりをもった人々(許されるなら私達のように建立、造営に携わらなくとも心惹かれた人も含め)の思いも 残る大仏とともにあると信じたいです。
白井音子さん(絵本ナビより)
歴史の絵本だけど、サイエンス風味で面白い!
夫の母が「表紙の仏さまの表情にホッとするわ。素敵」と、この絵本をとても気に入った風だったので、実はかこさとしさんの作品なんですよと説明。大人向けなのか「加古里子」と漢字で著者名が書かれていたせいか、義母もはじめは気付かなかったようで。しかし、ひとたびページをめくると、そこは緻密で正確で臨場感あふれる「ザ・かこさとしワールド」です。巨大な大仏と、その造営に挑む人々の小ささのコントラスト。都のマップや、お堂の細密な線画の美しさ。何度もページをめくる義母は、歴史のドラマに浸り、ため息まじりに過去の偉業に思いを馳せているようでした。
日本史に疎い私も、そこはかとなく漂うサイエンス視点からの加古さんの歴史解説に好奇心が存分に刺激されました。いかに長期の大事業であったか、その熱量がいかほどであったかが伝わって来る描かれ方で、少しずつですが隅々まで眺めてしまいました。面白かったです。
10年前に義父が亡くなった時、日本中お寺巡りの旅をして寂しさを紛らわせていた義母。今はあの頃とは見違えるほど元気ですが、先日「復刻版が出たらしいですよ」と一冊プレゼントしたところ、とても喜んで受け取ってくれました。
カオリンゴカモシレナイさん(絵本ナビより)
歴史はいま
この本を読み終わる、というのはいつのことになるのだろう。ましてや絵本なのだからよみきかせ、とはならないかこさんの図鑑のような絵本シリーズは、写真よりもはるかに雄弁で解説がこれでもかというところまで調べられまとめあげられていることにいつも唸らせられます。時代背景を考慮し、あえてひらがな表記としている「なら」。 大仏を巡る連綿たる時間の流れは、仏教の起こり、宗教の起こりから始まり、教科書にあるような「奈良時代」だけでない時代時代の姿が描かれ、歴史というものがずっと続いていてあり続けていること、そのことを忘れがちな私たちは叱咤されます。
ぺっちゃんさん(絵本ナビより)
読後レビュー (全3件)
とても豊富な内容で、大人が読んでも知識と理解が深まります。建造・修復の工程、土木技術、材料の化学的なことなどを具体的な数値を挙げながら正確にわかりやすく説明しています。絵は詳細に描かれていて、技術者の苦心・工夫、工事に携わった人々の労苦が伝わってきます。 また、大仏様を取り巻く歴史上の人物たちの権力闘争や栄枯盛衰についても触れています。話の中心は大仏様なのですが、様々な人間の姿が描かれています。...
2019/07/21
とても豊富な内容で、大人が読んでも知識と理解が深まります。建造・修復の工程、土木技術、材料の化学的なことなどを具体的な数値を挙げながら正確にわかりやすく説明しています。絵は詳細に描かれていて、技術者の苦心・工夫、工事に携わった人々の労苦が伝わってきます。 また、大仏様を取り巻く歴史上の人物たちの権力闘争や栄枯盛衰についても触れています。話の中心は大仏様なのですが、様々な人間の姿が描かれています。...
2019/07/21
歴史をきちんと検証するだけでなく、大仏にかけるそれぞれの時代の人々の思いを大切に書かれています。 児童書ですが、大人の鑑賞に堪える本です。そして、子どもが読んでもわかりやすい。 奈良へ修学旅行に行く子どもたちには、ぜひ読ませたいと思いました。
2011/01/29
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復刊投票時のコメント (全4件)
2005/11/24
2005/11/24
2005/09/28
2005/09/28
2004/10/06
2004/10/06
2004/01/27
2004/01/27