最新の復刊投票コメント(書物復権2019) 3ページ
全258件
-
中江丑吉書簡集
-
大衆運動
現代では的外れな部分もあるかと思いますが、大衆運動の性質を描き切った力作です。
-
世界時間 1・2
世界時間2
がないので -
怒りのセルフコントロール
自分を見直すきっかけにしてみたい
-
彼女の「正しい」名前とは何か 第三世界フェミニズムの思想
読んでみたい
-
原子爆弾の誕生 普及版 上・下
読んでみたい
-
ジャック・ラカン 精神分析の四基本概念
基本書なので
-
文明化の過程 上・下
エリアスの主著
-
娘が母を拒むとき
いくつになっても、母とどんな関係であっても娘は娘。そんな心の中での葛藤を、様々なケースで解き明かされていく。
読み進めるうちに、自分だけが特異ではないと思えるようになり、読み終えた時は、前向きな気持ちをもたせてくれます。 -
原子爆弾の誕生 普及版 上・下
知りませんでした。読んでみたいです。
-
ナチ親衛隊知識人の肖像
一般市民より教養と判断力があると思われる人がナチス親衛隊の愚行をなぜ犯したのか,その思考様式や行動に至るまでの言動を知りたい。もしかすると,それは今の日本を写す鏡なのかもしれないのだから。
-
星占いの文化交流史
占星術の科学史・文化史に興味がある。ぜひ読んでみたい。
-
原子爆弾の誕生 普及版 上・下
原子爆弾に関わりのある物理学者による著書は複数持っているが、学外部のライター~ジャーナリストによってはどのように表されるのか。読んでみたい。
-
原子爆弾の誕生 普及版 上・下
読んでみたい。
まずは、それで十分です。 -
スターリン時代 第2版 元ソヴィエト諜報機関長の記録
きちんと読まれるべき本と思います。
-
道徳派フェミニスト宣言
・永田氏の文献は書籍に限定すると、本書以外に勁草書房から90年代に刊行された江原由美子[編]「フェミニズムの主張」シリーズに数本収められているのみです。
・序章で大胆な提起し、各章で課題に対しやや荒削りな考察を展開する本書を貫く見方は、「価値観の異なる個人ら各々が暫定的な真理として道徳を持ち、日々を営むなかで摩擦や争いが起きれば、漸進的にでも対話を行うしかないはずだ」という一見穏当な見方です。
・本書で比重が大きいのは〈フェミスニズム〉ではなく〈道徳〉ですから、倫理に関心をもつ方にも目を向けてほしいと思います。
・おそらく2020年以降にも議論叩き台として有用ですが、代替できる本が現れる気配がありません。 -
食品偽装の歴史
興味のあるテーマの本なので
-
原子爆弾の誕生 普及版 上・下
興味深いドキュメンタリー
-
ジャック・ラカン 精神分析の四基本概念
言わずと知れた最重要文献です。本書なくして、ラカンも現代思想も語ることはできないほどです。近々『アンコール』のセミネールが選書で翻訳出版されるとのことで、フランスでpointsのペーパーバック版が続々と出ている現状から見ても、高額なかさばる形態での復刊はいささか手落ちの印象をぬぐえません。本邦における思想・精神分析業界の歩みを遅らせているとの嫌疑を払拭するためにも、よりリーズナブルな価格で容易に入手できる形での復刊を期待しています。
-
心は遺伝子の論理で決まるのか 二重過程モデルでみるヒトの合理性
みすず書房から刊行された、認知科学の重要な文献。なお、dual process theory(二重過程理論)は、人間の合理性を説明する有力なモデルです。
2009年ごろ、流行していた行動経済学とそこで置かれる人間の非合理さをちゃんと理解するために(というか、行動経済学の前提にあるモデルを勉強する目的で)私は本書を読みました。
訳文は多少固いのですが、非専門家へや説明のために多くのページ分量が割かれていますし、現在でも有用性は変わりません。
行動経済学や進化心理学がまだ注目されている2019年、たびたび言及される本なので復刊を望みます。
本年は中江丑吉生誕130年の節目であり、35年目の復刊となることもあり、大変意義のある復刊となるものと思います。中江兆民の息子といっても、既に現在では兆民自体も忘れられつつある存在の中では、丑吉という存在は全く未知に等しいと思います。但し、本書は実に類まれな英知と時代を見据えた(それ故に時代を超えた)洞察の書でもあります。それは、中江丑吉という人が、その生きた時代から目を逸らそうとせずに、ひたすら激動の時代が提示する課題に真っ向から臨んだこと、戦前戦中期の中国北京に独居し、ひたすらカント、マルクス、ヘーゲルの書に向かいつつ、流動する時代思潮に微動だにせずに「何が真であり、何が仮なのか」「現実が提示するものの中で現実的なものとそうでないものとを見分ける目の大切なこと」を何よりも重視して怠るこのなかったこと等が、書中の各書簡には克明に記載されています。四季折々の北京の風情を描いた内容は、書簡文学という観点からも貴重な書であると編者の1人阪谷芳直氏は書かれています。是非復刊をお願いします。