氏の死生感が見事なまでに要を尽くした言葉で綴られた断想。「武士道」だけでなく、こちらも復刊して欲しい。

すき

奈良本氏が晩年に書かれた優れた小説群は、歴史家ならではの考証と想像力の賜物。 「武士道」だけでなく、こちらもぜひ復刊して欲しい。

奈良本氏が晩年に書かれた優れた小説群は、歴史家ならではの考証と想像力の賜物。「武士道」だけでなく、こちらもぜひ復刊して欲しい。

読んでみたい

かつての平凡社カラー新書にも氏による素晴らしい入門書「骨董入門」がありましたが、現在この叢書は廃刊なので、よりバージョン・アップした本書での復刊を希望します。余談ですが、酒に関する記述になると一層生彩を帯びてくるのが氏らしくて愉しい。

封建制の渦中でこのような著作を発表することは危険極まりないものであったはずであり、周囲からは無視されたであろう事は想像に難くない。しかし、今読んでその先見性に打たれる事は多く、この著作のはじめての文庫化である本書の復刊の意義は大きいはず。

欺瞞に満ちた「史実」とされている事柄の虚飾を剥いだ労作です。

個人的には越村信三郎、横溝正史の両氏のお話が興味深く読めました。とくに、後者はファン必読です。

すき

現在においても、アンティーク関連書籍は数多く上梓されていますが、本書は、刊行から30年を経た今なお、同ジャンルにおける最高の書籍であると思います。執筆者のほとんどは物故されましたが、それぞれ語り口や視点の違いもユニークで、何度読んでも飽きません。取り上げられた品は執筆者の「眼」が選んだ美しいものであり、成金趣味に陥らず、読み手に「えっ？これが骨董？」と思わせるところが素晴らしい。この本は1975年初版時の筒箱入りの仕様（重版分は通常の箱、91年再版時は箱なし）単行本未収録分を増補した完本の復刊（400頁以上にはなるでしょう）が実現すれば、空前の名著の誕生となります。是非一票を！！！

初版仕様でぜひ。次世代にも読み継がれる本だと思います。

私はこの本で骨薫の素晴らしさに目覚めました。収集された方々の人となりを物と物への愛情を通して身近に感じられると思います。

読みたい。

そうそうたる方々の収集秘話を是非、拝見したい。写真撮影者もすごい。

古本屋で現物をみて欲しくなったが汚れが目立った。
きれいなもので読みたい。
執筆陣が豪華顔ぶれ

錚々たる面子ですが、藤枝静男氏の箇所が特に気になります。完全版での登場を期待します。

こんな本があるのを知りませんでした。
ぜひ読んでみたいです。

いろんなところで目にするので。

気になります。