《鉄と鉛と》ドシャ降りの街道で、乗用車が故障した私立探偵・台風五郎が、通りかかったトラックに便乗を依頼。そのトラックの積荷は、なんと自衛隊より強奪された武器弾薬だった。クーデターを企てるグループに捕まっ...

《劇画座招待席シリーズ》大財閥滝グループの会長が急死。遺産をめぐって暗闘が続いたが、会長代理の戸塚の尽力で沈静化、一人息子の滝鉄人が会長に就任することになった。だが鉄人は会長職を戸塚に譲り、冒険心の強い...

《劇画座招待席シリーズ》世界征服を企む悪の組織レリッシュ。そのレリッシュの滝川博士が、選ばれた青年・片桐を細胞改造装置にかけて改造人間にしようとしたが失敗。組織をとび出した片桐は、夜になると全身が真っ黒...

《劇画座招待席シリーズ》嵐の夜にある寂びれた宿場町へやってきた賞金稼ぎの“無用ノ介”。その後を追うように同じく賞金稼ぎの“地獄自斉”。二人の狙う獲物は、賞金首三百両の極悪非道の押崎三兄弟だった。三兄弟と...

《劇画座招待席シリーズ》とある宿場町の旅籠。出遣いのお秋という女賭博師に三人の侍が大金を巻き上げられていた。お秋は名うてのいかさま師であった。チンピラの紹介で大金の取り戻しの依頼を受けたのが、めっぽう腕...

《劇画座招待席シリーズ》深夜の北軽井沢・小早川研究所から、巨大化した人間がとび出した。疾走して来たトラックの運転手たちの目の前で、その巨大人間は悶え苦しんだのち、突然こなごなになり、強風に散った。科学者...

《劇画座招待席シリーズ》世界中を股にかけ変幻出没、狙ったものは“美女から水爆まで”必ず手に入れるという怪盗シュガーは、変装の名人でもある。そのシュガーに、幻のクルマといわれたフォーミュラー１をモナコ・グ...

《劇画座招待席シリーズ》徳川時代中期、幕府の大名たちに対する態度はだんだん厳しくなり、わずかな落ち度を理由に大名たちを取り潰していった。苦しくなってきた幕府の経済を建て直すため、大名たちの領地を取り上げ...

《劇画座招待席シリーズ》火盗改メの組手同心で凄腕の禊幻十郎、通称”音無し幻十”が、北町奉行所が追っている３人組の強盗浪人をたたき斬った。北町奉行・神尾内膳正は職責を果たせなかった責任を感じて自殺した。火...

《劇画座招待席シリーズ》奪回屋・グループ”銀”。もと十種競技の選手、ナイフの名人、怪力で射撃の名手ら５人がメンバーである。今回の仕事は、出航後３時間で無線が途絶え、行方不明となったドルフィン号を取り返す...

《劇画座招待席シリーズ》《チャブロ原人境》1926年４月、南米大アマゾン奥地を航空撮影していた若き日の朝比奈博士は、崖の上に人造の柵を写し出す。それより先、秘境チャブロの入り口付近の村に原始人が発見され...

《劇画座招待席シリーズ》文無し素浪人・団兵衛が閻魔堂で一夜をすごそうとしたとき、娘が願かけに来る。甲州小仏藩の徒士をつとめていた兄が、金蔵破りの賊を追ったが傷つけられたうえ逃亡され、お役御免になった。そ...

《劇画座招待席シリーズ》極東モータースの白川専務が飲酒運転で事故死。それを殺人だと嗅ぎ回っている風巻剛は、恋人理沙の誘拐をエサに呼び出され「あれは事故だ、あの件から手を引け」と痛めつけられる。殺人事件だ...

《劇画座招待席シリーズ》いぬも歩けば棒にあたる。いろはがるたのせりふの通り、捜査のために歩き回る権藤刑事のニックネームは“いぬ棒”さん。東都銀行に３人組の強盗が入ったが、車で待っていた主犯が３人を射殺、...

《劇画座招待席シリーズ》捜し物一般引受業の鷹木ゆかり（元ボクサー、通称はげ鷹）のところへ、行方不明の元ウェルター級チャンピオン明石岩男の夫人が訪問。「箱根で明石を見たという人がいる。探してほしい」との依...

《劇画座招待席シリーズ》＜鷹は放たれた＞フランスのサン・エトルリア刑務所に収容されていた日本人死刑囚タカシナの死刑執行の日がきた。復讐のため２１人もの人間を殺害した罪によるものだった。だが死刑執行の寸前...

《劇画座招待席シリーズ》無謀な取材撮影の連続で“馘切り寸前”ニックネームを“寸前”と呼ばれるカメラマンが、後楽園球場の大観衆の中に１０年前、人前から姿を消してしまった大女優の姿を見つけて撮影に成功。その...

《劇画座招待席シリーズ》幕末……勤皇、佐幕両派は、それぞれ細作（スパイ）機関を使ってしのぎをけずっていた。そんな時代、どちらにも属さない通称『からす』と呼ばれる工作人がいた。薩長に追い詰められた幕府は、...