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  • 来たるべき世界のために

    【著者】ジャック・デリダ、エリザベート・ルディネスコ 著 藤本一勇、金澤忠信 訳

    デリダ研究者の宮崎裕助さんいわく、後期デリダを理解するための最良の一冊であると。対談本という性質上、いつもの、デリダ独特の晦渋な文章とくらべて、率直な語りがうかがえます。
    千葉雅也さんの『現代思想入門』もベストセラーになりました。
    ラカンやベイトソン、ポパーといった新しいラインナップが岩波文庫に加わりつつあります。
    本書もぜひ!(2022/12/31)
  • メロドラマ的想像力

    【著者】ピーター・ブルックス

    基本文献だと思います。古典として切実に復刊をお願いします。(2022/12/29)
  • メロドラマ映画を学ぶ  ジャンル・スタイル・感性

    【著者】ジョン・マーサー、マーティン・シングラー 著 中村秀之、河野真理江 訳

    2021年に河野真理江『日本の〈メロドラマ〉映画 撮影所時代のジャンルと作品』が出版され、スタンリー・カヴェル『涙の果て: 知られざる女性のハリウッド・メロドラマ』の翻訳が2023年に出ます。2022年末にはテレビドラマ『silent』のヒットもありました。
    メロドラマはあいかわらず文化の中心のひとつでありつづけていますし、研究書の出版も盛んです。これを機に、メロドラマ研究についての基本書となる、本書の復刊をのぞみます。(2022/12/29)
  • リアルの倫理―カントとラカン

    【著者】アレンカ・ジュパンチッチ

    猛烈に読みたい。ちくま学芸文庫とかに入ってくれないでしょうか笑。ちなみに、國分功一郎さんも、ブログで本書をおすすめしていました。ふつうに売れると思います。(2018/07/12)
  • 実践の倫理 新版

    【著者】ピーター・シンガー著、山内友三郎、塚崎智監訳

    ピーター・シンガーは、動物愛護や、貧困国への寄付を主張していることで有名な哲学者です。本書を読むと、彼の主張の背景に、きわめてすぐれた理論体系があることがわかります。
    カントに基づく人格の倫理や、アリストテレスに基づく徳倫理は、たしかに、わたしたちの生活に根づいたものとして理解しやすいですが、それらは裏をかえすと、既存の道徳との親和性が高い、保守的で、社会を変革することのない主張であるということです。
    ピーター・シンガーは、功利主義にもとづき、国家や種の境界を取り去った、普遍的な幸福を目指します。そこには、わたしたちの生活実感にそぐわない主張もあるでしょう。しかし、これまでの歴史の中で、わたしたちの生活実感がすべて正しかった、ということはありません。
    哲学は、時間や空間の境界を可能な限りとっぱらって、普遍を目指して思考する学問です。普遍的な思考が展開されているからこそ、プラトンの著作は、時間を超えていまもなお読みつがれます。そういう意味で、このシンガーの代表作も、いま・ここの常識とは離反する、普遍を目指す思考が書き記されているという点で、第一級の哲学書です。(2018/07/12)

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