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社会問題の変容 賃労働の年代記

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得票数 2

著者 ロベール・カステル
出版社 ナカニシヤ出版
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784779506376
登録日 2025/09/01
リクエストNo. 78103

リクエスト内容

「社会問題」の根源に迫るロベール・カステルの記念碑的大著、待望の完訳

失業、労働条件の不安定化、新たな貧困、
そして「負の個人主義」と社会的紐帯の喪失がもたらす社会の分断。
これら今日の社会的危機の根源は何か。
賃金労働の軌跡を14世紀から捉え返し、賃金労働社会と「社会的なもの」の成立の過程、
そして福祉国家「以後」の現在の危機の根源を明らかにするロベール・カステルの主著、待望の完訳


現在の個人主義化のプロセスを通じてみられる矛盾は、このように深刻なものである。この矛盾が社会に突きつけているのは、みずからを統治不可能なものとしかねない分断化の恐れである。すなわち、社会的地位の安定ゆえに個人主義と自律を結びつけることのできる者を一方の極に、そして個人として存在することが手がかりの不在と保障の欠落とを意味してしまうがために、それを十字架として背負わなければならない者をもうひとつの極へと置く、社会の二極化の恐れである。
(本書「結論 負の個人主義」より)

(公式ホームページより抜粋)

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投票コメント

全2件

  • 「社会問題」としての労働、貧困の問題が登場する歴史的過程を丹念に分析した本書は他に例がないほど優れているため、手元に置いて読み返したい。また、蔵書のある図書館も少なく、入手のみならず閲覧も困難なため復刊を希望する。 (2025/09/01)
    GOOD!1
  • 日本における経営者(富裕層)と労働者の格差は年々広がる一方であり、労働者の生活苦を招きそのストレスの捌け口として弱者差別(外国籍者・障がい者等)が横行している。このような令和の日本には是非ともこのような書物が不可欠である。古書は価格が暴騰しており、復刊を強く希望する。 (2025/09/01)
    GOOD!0

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NEWS

  • 2025/09/01
    『社会問題の変容 賃労働の年代記』(ロベール・カステル)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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