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著者 | ミシェル・ビュトール |
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出版社 | 河出書房新社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784309203874 |
登録日 | 2025/02/20 |
リクエストNo. | 77343 |
リクエスト内容
二十世紀文学の根源的課題から自作創造の秘密へ―はじめて明かされる、変容するエクリチュールの軌跡。フランス文学の巨人が克明に掘り下げる、二十世紀文学の根源。
目次
冷たい夜
不確かな夜明け
小説への道
考えつづけたこと
霧のなかの光
『心変わり』を中国人に紹介する
鉄道の意識
大西洋横断
基盤状組織
パリにおける心情の間歇
旅すること
さまざまな言語からの贈り物
イメージの侵略
発見を求めて
文学と音楽
夢の学校
人生を変える
投票コメント
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副題に「ビュトール自らを語る」とあるとおり、ヌーヴォー・ロマンの作家ビュトールが自作について詳細に語っている。GOOD!1
ビュトールは一九七四年秋から九一年六月までジュネーヴ大学で講義を行い、最後の年には自作について語る公開講義を行った。それが本書のもとである(原題『ミシェル・ビュトールについての即興演奏ーー変容するエクリチュール』)。
本書で彼は、『ミラノ通り』、『時間割』、『心変わり』、『段階』、『土地の精霊』、『モビール』などの作品の創作意図や作品構造、文体などについて縦横無尽に語っている。
これは、ヌーヴォー・ロマン愛好家にとってはたまらない本だと思うので、ぜひ復刊してほしい。 (2025/02/20)
読後レビュー
NEWS
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2025/02/20
『即興演奏(アンプロヴイザシオン)―ビュトール自らを語る』(ミシェル・ビュトール)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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燃えつきた棒