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著者 | マルコムX 著 濱本武雄 訳 |
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出版社 | 中央公論新社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784122039971 9784122039988 |
登録日 | 2024/11/02 |
リクエストNo. | 76892 |
リクエスト内容
スラムの中で麻薬を常用、強盗にまで堕したマルコムは、刑務所で自己の価値に目ざめ、黒人イスラム教団の最も戦闘的で説得力のあるリーダーとなる。(上巻)
非宗派的な黒人解放組織を設立し、新しい活動を深めるなかでの暗殺。なぜ黒人は人間であることを否認されるのか。問いは今も重い。〈解説〉猿谷要(下巻)
※以上、中央公論新社商品ページより。
キング牧師とならぶ20世紀を代表する黒人思想家マルコムXの自伝です。
ややもすれば暴力的な側面のみ語られるマルコムですが、彼の怒り・知性・信仰そして晩年のキングとの接近と、一筋縄ではいかない彼の思想ひいては今なお残るアメリカの黒人問題の本質が理解できます。
投票コメント
全1件
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20年近く前に読みました。そしてマルコムへの印象が好転しました。GOOD!1
仮に彼が生きて(キングと共闘して)いたら黒人大統領はもっと早く達成されていたのか。それともオバマ(マルコムからすれば白人に媚びているように見えるでろう)のような茶番はなかったのか・・・。近年のBLM運動など現在でも黒人問題は生きている、あるいはより深刻になっているといえます。
現状、上巻が品切れなことが多く、もう1度読み直したいです。 (2024/11/02)
読後レビュー
NEWS
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2024/11/02
『完訳マルコムX自伝 上下(中公文庫)』(マルコムX 著 濱本武雄 訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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