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著者 | カトリン・アスパー 著 / 老松克博 訳 |
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出版社 | 創元社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784422112596 |
登録日 | 2024/09/07 |
リクエストNo. | 76697 |
リクエスト内容
数ある人格障害のうち、自己愛障害は、周りの賞讃を求めてやまない誇大型と、見捨てられや喪失に対して過敏に反応する抑うつ型の二つのタイプがある。これまでは誇大型のみが広く注目されてきたが、本書は、自己愛障害を、後者のタイプの「見捨てられ」と「自己疎外」を軸に考察する。かなり強い抑うつ的自己愛障害の傾向をもつわれわれ日本人にとっては、読めばほとんどの人が思い当たる内容。対象は、臨床家から一般の人まで。
▼目次
第1部 見捨てられ
見捨てられ
母子関係における見捨てられ
自己愛障害としての見捨てられ
第2部 自己疎外
象徴的イメージに見られる自己愛障害
象徴と事例の紹介
家族状況―発生史的観点から
情緒的見捨てられとその帰結
苦しみへの接近
治療的な態度
無意識の統合というテーマ
逆転と変容
投票コメント
全1件
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この本に書いてあることは、まさに自分の生きづらさに当てはまるような内容であった。きっと同じような苦しさで息悶えている人達がいるであろうと思う。GOOD!1
主に治療者に向けて執筆されている本だとは思うが、今苦しんでいる人間が読んでも、一つの自己理解になるのではないのかなあ、と思います。(内容が深いので、フラッシュバック注意ではあります)
内容が専門的なので、手元において何度も読んで理解を深めたい一方、古本が高すぎるので、手を出せません。私以外の生きづらい人たちの自己理解にもつながるため、復刊を希望しています。 (2024/09/07)
読後レビュー
NEWS
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2024/09/07
『自己愛障害の臨床 見捨てられと自己疎外』([著者]カトリン・アスパー [訳者]老松克博)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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