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実例詳解 古典文法総覧

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得票数 6

著者 小田 勝
出版社 和泉書院
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784757607316
登録日 2024/06/29
リクエストNo. 76349

リクエスト内容

◎本書の7大特色 1.英文法書と同様の形式で記述 従来の品詞別の記述形式を廃し、英文法書等で広く行われている文法範疇別の形式で記述。通言語的な視点で古典文法の詳細を知ることができ、「数量詞移動」、「形容詞移動」、「否定繰上げ」といった言語現象の古典語の実例にも、容易にアクセスできる。 2.オーソドックスな解説で古文教師の強い味方 説明は学校文法の用語を用いて、丁寧に解説。古文の教授者には、類書のない最大規模の古典文法書として、強い味方となるだろう。 3.13年をかけて幅広い古典作品の用例を悉皆調査 上代から南北朝期まで、採用した用例の出典数は332作品に及ぶ。特に平安・鎌倉期の膨大な私家集・歌合・定数歌からの挙例は類書にみない本書の特色の一つである。 4.類書のない記述密度と規模 例えば「危惧を表さない「もぞ」「もこそ」」の用例を26例、反実仮想で「ましかば(ませば/せば/未然形+ば)…まし」以外の句型を整理して41例、「同格」の用例を整理して78例示すなど、類書のない記述密度と規模になっている。 5.最新の古典文法研究の成果を採用 現在、古典文法研究は活況を呈しており、急速な進展をみせている。本書は、今世紀2000年代の研究成果を積極的に取り入れ、その際逐一依拠文献を明示しているので、古典文法研究の現状を知るのにも便利である。 6.古語辞典では決して引くことが出来ない事項を参照できる 「めり」には連用形があるが「めりけり」といえるのか、「けり」は疑問文に現れるのか、1人称を主語にした「めり」の例はあるのかなど、現行の古語辞典や古典文法書では決して調べることが出来ない古典文法上の事項について、縦横無尽に検索できる。 7.古文解釈辞典としても重宝 珍しい句型や、構文の種々相、複合辞など、従来見過ごされていた句型を積極的に取り上げて、それがどのように解釈されるかを明確に示しているので、類書のない古文解釈辞典としても便利な本である。

こんな方にお勧めします:古典文法・古典文学の学習者・教授者・研究者、中学・高校の古文の教師、現代日本語・英語・その他の言語の文法研究者、図書館。

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投票コメント

全6件

  • 出版社のHPを見ていると、出版後に見つかった事例を考察したものがあったり情報が増えている。そういうものを追加してさらに充実した本として出してほしい。
    古典文法は一般に手に入るのは高校生が手にするような本ばかりで、もう少しつっこんで細かいことを知ろうとしてもなかなか手に入る本がない。
    そうした需要に応える本がほしい。 (2024/08/07)
    GOOD!3
  • 古典を読む際の最良の参考書の一つと評される本書が絶版になっている現状は、日本古典学や古文学習者にとって大きな損失であり、是非とも復刊して頂きたい。 (2024/07/23)
    GOOD!1
  • 古典文学作品の理解を深める意味でも、また古記録などの歴史史料の訓読時の参考にする意味でも、是非手元に置いて利用したい。 (2024/06/29)
    GOOD!1
  • 古典研究の必携の書ゆえに。 (2025/04/25)
    GOOD!0
  • 間違いなく日本最大の古典文法書。
    研究者から学生まで、古典に向き合おうとする人すべてに需要がある。
    強く復刊を希望する。 (2025/01/25)
    GOOD!0

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NEWS

  • 2024/06/29
    『実例詳解 古典文法総覧』(小田 勝)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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