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ひげよ、さらば

ひげよ、さらば

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得票数 103

著者 上野瞭
出版社 新潮社
ジャンル 児童書・絵本
ISBNコード 9784101003313 9784101003320
登録日 2002/01/29
リクエストNo. 7582

リクエスト内容

野に生きる猫たちに気持ちを託してかかれた、迫力に満ちた冒険譚です。記憶のない野良猫ヨゴロウザや仲間の片目などのきままなやがて団結し、犬集団と戦い、絆を深めていきます。そして最後に待っているどんでん返し。
動物を扱いながらも決して「かわいい、かわいい」一辺倒ではなく、むしろ乾いた筆致で淡々と、激しいジェットコースター人生もとい猫生を描いています。(今気づいたけど猫と描って似てますね。)壮絶なエピソードをコレでもか!と積み重ねる作者の視線には凄みさえ漂います。

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投票コメント

全103件

  • 幼稚園児くらいの頃にこの本の人形劇をテレビでやっていたのですが、当時はなぜか怖くて見ることができませんでした。ダイナミックに動く人形たちに恐怖を感じていました。小学校高学年から中学生の頃にこの本を手に取り、初めて内容を知ってからは見ておけばよかったと後悔しきり。
    記憶をなくしたヨゴロウザに面倒見のいい兄貴分の片目。うっとりするような星からきた猫。猫たちが魅力的である分ラストはまさに衝撃的。
    子供でも大人でも存分に楽しんで考えさせられる内容です。 (2020/01/21)
    GOOD!1
  • TV放映された人形劇では表現しきれないたくさんのことが描かれています。
    1冊所有してはいますが、友人にぜひ送りたいと思っています。
    出版された頃、読んでいる間中その物語の中を生きていた感覚にとらわれていたのを覚えています。
    こどもにはこどもの、おとなにはおとなの・・・それぞれが生きている現実の中で見えてくるものがある奥の深い物語だと思っています。

    是非復刻していただきたいと思います。 (2013/09/11)
    GOOD!1
  • 私がこの本を知るきっかけとなったのは、
    1984年~1985年まで放送されていた人形劇です。
    当時はまだ子どもでしたが、登場する猫たちは一癖も二癖もある、
    風変わりな印象を与え、毎回夢中になって見ていたことを覚えています。
    「ひげよ、さらば」は、1977年~1980年にわたって、
    福音館書店発行の雑誌「子どもの館」に連載された作品です。
    作者は長期にわたる連載の途中で、身近な者の死を経験します。
    物語に登場する片目(猫)の、二本足(人間)に対する言葉が心に残っています。
    核心をついた深い言葉です。
    たぶん、人間には気づきもしないことでしょう。
    もっとたくさんの人に読んでもらいたいので、一票入れます。 (2010/04/30)
    GOOD!1
  • 子供の頃、テレビの人形劇で見ていました。とても大好きな番組でした。
    原作があることは知っていましたが、当時はあまり活字を読むことに興味が持てなくって、そのまま大人になってしまいました。ここ数年、読んでみたいなあと思っていました。 (2009/03/31)
    GOOD!1
  • NHK人形劇でやっていた記憶はありますが見たことはありません。でも主人公の「ヨゴロウザ」という名前がツボだったので、最近古書店で購入して今読んでいます。子ども向けということでルビもふってありますが、大人が読んでも、いや、大人が読んでこそ面白い!と心底思っております。もっとたくさんの人に、これから先もずっと読みつがれてほしいので投票します。上野瞭さんの端正な文章、鮮やかな描写に魅了されています。ほかの作品も読んでみたいです。 (2008/11/16)
    GOOD!1

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読後レビュー

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NEWS

  • 2012/03/31
    『ひげよ、さらば』が100票に到達しました。

  • 2002/01/29
    『ひげよ、さらば』(上野瞭)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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